TVアニメーションシリーズ『「LOST SONG」 ~序曲~』イベントが23日、東京・ベルサール新宿セントラルパークで開かれ同作でW主演するリン役の鈴木このみ、フィーニス役の田村ゆかりとともにさまざまなサプライズゲストが登場し盛り上がった。
『LOST SONG』とは、2018年放送予定の完全オリジナルの王道ファンタジーアニメーション。緑豊かな辺境の村で育ちなぜか人を癒やす歌を歌うことができる食いしん坊で元気な女の子・リンと、華やかな王都の奇跡の力を持つ歌姫・フィーニスの過酷な旅が描かれる。LIDENFILMSとドワンゴという2社での初の共同製作作品となる。
同日は、追加のメインキャストがお披露目。そのなかから会場にはポニー・グッドライト役のたかはし智秋、モニカ・ルックス役の芹澤優が駆けつけ、さらには作詞を担当する畑亜貴氏、作曲を担当する白戸佑輔、森田と純平監督が登壇と、場内は喝采が起きるものとなった。
トークショーでは、森田と純平監督が作品に携わることになった経緯を説明し、ふわっとしたイメージから始まって緻密なところまで世界観を落とし込んだという話が披露。そのことについて、キャスト陣に感想が求められる無茶振りがされ、観客たちはそのリアクションに爆笑連発展開に。
イベントではキービジュアル、キャラクタービジュアルも公開。登壇者のキャラクターも自身で説明していたが、その中で、実はセクシーな装いをしていたたかはしがポニーに寄せた格好をしていることが判明。しかも、それが自前の格好だったことに、場内も沸き返ることも。
そのたかはしへ鈴木は姉のように頼りにしている存在になっているのだとか。ほかにも、鈴木といえば本作で声優初挑戦となるが、本作にかける意気込みが伝わってくるようなエピソードも披露されていた。
イベント後半には、イベント当日にできあがったという初お披露目のPVが公開され、これには登壇者たちからも期待の声が。さらに、本作OP楽曲『歌えばそこに君がいるから』を鈴木が歌唱と発表。同曲の作詞は鈴木と畑氏による共同作詞となっており鈴木が楽曲のメッセージ性を、畑氏がその鈴木の思いがより伝わるようテクニカルな部分を多く担当したそうだ。
トーク終盤には森田と純平監督から、本作は歌がキーワードで、自信を持っていると胸を張る。畑氏がこれまで体験したことのないような曲作りがされるという挑戦的なものだったとも。白戸氏がオーケストラをホール録音している映像などが公開されたり、聞いたら驚くような人も呼んでいるといい、音楽にも相当に力を入れている様子を垣間見せていた。
最後に1人1人作品にかける思いなどを口にし、2018年の本放送に期待を持たせ熱気のうちに終演を迎えていた。
【キャスト】
リン:鈴木このみ
フィーニス:田村ゆかり
アル:久野美咲
ポニー・グッドライト:たかはし智秋
ヘンリー・レオボルト:山下誠一郎
アリュー・ルックス:瀬戸麻沙美
モニカ・ルックス:芹澤優
コルテ/メル:茅野愛衣
バズラ・ベアモルス:小山剛志
ルード・ベルンシュタイン4世:鈴木裕斗
ドクター・ヴァイゼン:小形満
タルジア・ホークレイ:糸博
【OP情報】
オープニングテーマ曲『歌えばそこに君がいるから』
作詞:鈴木このみ・畑 亜貴
作曲・編曲:白戸佑輔
歌唱:鈴木このみ
【スタッフ】
原作・監督・脚本:森田と純平(MAGES.)
キャラクター原案:福田知則(MAGES.)
アニメーションファシリテーター:櫻井親良
メインキャラクターデザイン:金子志津枝
サブキャラクターデザイン:原修一・藤澤俊幸
デザインワークス:バーンストーム・デザインラボ
美術監督:大久保錦一
背景美術:でほぎゃらりー
色彩設計:大西峰代
撮影監督:山本弥芳
作詞:畑 亜貴
音楽:白戸佑輔
音楽制作:5pb.Records
制作:LIDENFILMS×ドワンゴ(共同制作)