藤ヶ谷太輔ドラマ『華麗なる一族』出演へ「不朽の名作に自分が携われたことを誇りに思います」

2021/4/6 エンタメ, カルチャー

　“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の藤ヶ谷太輔が6日、都内でWOWOW開局30周年記念『連続ドラマＷ華麗なる一族』記者発表会に中井貴一、向井理、吉岡里帆、松本穂香、要潤、美村里江、笹本玲奈、福本莉子、麻生祐未、内田有紀、脚本を担当した前川洋一氏、西浦正記監督、青木泰憲プロデューサーとともに登壇した。

　本作は　作家・山崎豊子氏原作の作品。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥（けいばつ）を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。主役・阪神銀行頭取の万俵大介役を中井、その長男・鉄平役を向井、次男・銀平役を藤ヶ谷、大介の愛人・高須相子役を内田、大介の妻・寧子役を麻生、長女・美馬一子役を美村、次女・万俵二子役を松本、三女・万俵三子役を福本。さらに、関西財界の重鎮の令嬢で銀平との縁談を受ける・安田万樹子役を吉岡が、元通産大臣の娘で鉄平の妻・万俵早苗役を笹本が、大蔵省に勤める一子の夫の美馬中を要潤が演じることとなる。

　藤ヶ谷は、「この『華麗なる一族』は、僕も見ていた作品なので。まさか出させていただけるとは思わなかった」と、驚いたそうで、「不朽の名作に自分が携われたことを誇りに思います。僕は1話を拝見させていただいたんですけども、ものすごく重厚で。1話から惹きつけられる作品となっています。ぜひ期待していただければ」と、自身が感じたことを伝えていた。

　さらに、中井からは、は「山崎先生の原作の強さと、そして前川さんがおろしてくださった脚本の強さ。そしてキャストにも助けられました。そして何しろ僕たちが1番助けてもらったのは、スタッフでした。コロナ禍という時代の中で、本当に不自由をしなければならない撮影が続きましたし、ロケ地もお借りできないこともあり、一生懸命（ほかの）ロケ地を探したり。そして美術さんがとても素晴らしいセットを作ってくれました。カメラマンも照明も、本当にプロの人たちってこういう仕事をするんだって。プロがみんなで集まって作った作品なので、面白くないわけがないと思います。ぜひ楽しみにご覧いただきたいと思っています」と、メッセージを寄せた。