三四郎ANN「バチボコプレミアムライブリベンジ」開催！相田周二の「無事リベンジすることができたんではないでしょうか！」に拍手返る

　お笑いコンビ『三四郎』の小宮浩信と相田周二が16日、東京国際フォーラム・ホールAでニッポン放送『三四郎のオールナイトニッポン 6周年記念バチボコプレミアムライブリベンジ』を開催し、ゲストのなかやまきんに君、『はんにゃ』金田哲、『しずる』池田一真とともに観客一体となって盛り上がる一夜となった。

　本イベントは昨年3月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になったもの。昨年のリベンジということで、昨年やろうとしていたことをやるというコンセプトとなる。

　開演時間になったが、2人は姿を見せず声だけで、ゆるーっとしたトークを繰り広げることに。そのなかで、観客に声をあげるように何度も求める一幕もあったが、新型コロナウイルス禍のため、同イベントが事前にアナウンスしている『飛沫感染防止のため、会場内での会話やご発声はお控えくださいますようお願いいたします』というルールを守って参加した観客らということもあり、まったく声が返らず、クスクスといった感じで静かに笑う観客が続出となるなかでのものとなった。

　そして番組おなじみのギタリスト・MIYAVIの楽曲『Ahead Of The Light』に合わせて、相田がビワ、小宮が柿を首からぶら下げ、ロープで上から降りてくるという派手なものに。これに相田は「念願の夢達成しました！ありがたいです！」と、笑みを見せて小宮がツッコんだり、小宮主導でジューサーでの柿とびわをジュースにする“柿とびわのフルーツセックス”なるものも行われた。

　続けて、フリートークコーナーへ。小宮はサブウェイに行ったことを時系列を交え臨場感やネタを挟んでたっぷりに伝えたり、相田はうなぎを食べに行くというエピソードをトークし、観客たちもときに笑いで沸き返りながら聴き入っていた。トーク後にはリスナーからメッセージが届き、どちらも2017年のエピソードだったため、“そこが全盛期だった？”というツッコミも入り、それが反映されるなど、ラジオブースそのままといった雰囲気で届けた。

　中盤に、金田が呼び込めれることに。金田は「めちゃめちゃ、まくのやめてもらっていい？スタッフがまいてるんでスタンバイお願いします！って」と、予定よりも早い進行になっていることを窺わせるコメントが。金田の“全盛期”にはやった『ズクダンズンブングンゲーム』を知っている人はという統計をとったり、実際に観客たちが手拍子を入れる中、相田とともに『ズクダンズンブングンゲーム』を実演。その途中から2人が“情事”を連想させるような動きに発展し、会場は沸き返っていた。

　さらに、いかついオラオラな不良の感じの雰囲気を漂わせ池田がバイクを手押ししながら登場。池田は会場に設置された机に脚を乗せたり金田に物を投げたりと、勢いが良かったが、登場するなりメールを読み上げる展開となり、あげた脚も下ろしてしまう一幕も。続けて、金田が『三四郎のオールナイトニッポン』が2015年に2部から始まり、19年に1部、そして再び今年4月からは2部と変遷をたどっていることへきつめの意見していたが、池田が胸からさげていたメリケンサックをいじりだすと、声のトーンが落ち応援する結論になり笑いも誘っていた。

　池田と金田が袖にはけた後には、きんに君がダンボールをかぶりスニーキングミッションといった感じで会場に姿を見せる。「きょうはちゃんとゆっくりしゃべりましょうよ」というきんに君だったが、ひたすらボケ倒しタンクトップをワンショルダーにして着る奇抜さをみせたりと大暴れで、『三四郎』も観客も温かく見守っていた。

　ほかにも、6年間で一番人気のフリートークを改めて披露する『フリートークリクエストトーク』が入ったり、『三四郎』による20分以上にわたる漫才を披露しつつ、約2時間30分にわたったイベントのエンディングへ。

　最後は再び出演者全員が一斉登場。本日のイベントを振り返って金田が「やりたいことできてないです！池田さんがまさかこういうキャラでくると思わなかった」と、不良キャラの池田の方を向くと、池田は「もっとガチガチで殴り合うと思ったんです」と、キャラを貫く。きんに君も「僕もやりたいことやれなくて、いつもできないような真面目な話を聞きたかった」と話していたところ、池田が絡みだし挙動不審気味になるきんに君に、「けんか教えてやろうか」というと、「はい……」と、言葉少なと珍しい光景も。

　相田は、「無事リベンジすることができたんではないでしょうか！こうしてみんな生で集結するイベントってないからさ」というと、会場には拍手があふれ小宮は「歌ってお別れしましょう」と“しゅーじまん”の『Standby』を5人で熱唱。曲終わりで5人が舞台袖へはけていくなか、相田が手を振りながら「ということで、これからも『三四郎のオールナイトニッポン』をよろしくお願いします！また会おうぜ！」とのコメントを残し、余韻を残すなか終演を迎えていた。

　なお、この模様は18日の午後11時59分までアーカイブ配信もされる。