俳優・林翔太が17日、東京・TBS 赤坂 ACT シアターでBroadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』初日を前にした取材会にレゲエユニット『Def Tech』Micro、俳優・平間壮一、東啓介、田村芽実、石田ニコル、阪本奨悟とともに登場した。
マンハッタン北西部の移民が多く住む町・ワシントンハイツの人々を描いたミュージカル。賞。ラップ、サルサ、ヒップホップとラテンのリズムに乗せて楽しめる作品で、日本では2014年の初演以来、約7年ぶりの上演となる。林はMicroと平間がWキャストで主演する商品雑貨店のドミニカ系移民の青年・ウスナビの幼馴染でタクシー会社で働く、アフリカ系アメリカ人青年・ベニー役を東とWキャストで演じる。
林は「ベニーという役で初めてWキャストをやらせて頂くことになりました。人種差別とか障害を乗り越えながら自分の夢をかなえるために頑張って努力しているという青年です。こういうご時世で、劇場に来るのは難しかったりすると思いますが、来てくださったみなさんに何かを感じてもらえるように、カンパニー一丸となって頑張っていますので、そこを観て頂ければと思います」と、意気込みを。
作品にはラップもあるということで、ジャニーズ事務所の先輩からラップのコツを習ったりしたのか?との問いかけがあり、直接指導こそなかったものの「アドバイスとかはないですけど、自然と先輩のラップしている映像とかは観ちゃいましたね。櫻井翔くんのを観たりとか。でも、Microさんから最初に『自分の声を録音して、それを速いテンポでスピードラーニングをすると覚えやすいよ』ということはアドバイスを頂いて、それはやっていました」とのこと。
さらに、ラップを練習することによって、日常生活にも「それが実はあって……」と、変化があったという林。「発声練習をするときとかに、家で1人でこうやってて……」と、ラップに合わせて体でリズムをとる姿を少し照れながら披露し、ほかのメンバーもそれを観て大爆笑に。その反応に林は「めちゃくちゃ恥ずかしい!」と、ただただ照れ笑いとなっていた。
作品にちなんで、もしも宝くじ1000万円分が当たったら?との質問も飛び、Microが「社会貢献に使いたい」や平間が「広い劇場とかを借りて、みんなで密にならないように打ち上げとかしたいです」と思い描く中、林は、「僕は、そうっすね……。両親と弟に全部あげます」というと、平間が「絶対使うよ!」と、ツッコミを入れる。しかし、林はひょうひょうといった様子で、「俺、そんなに執着ないんだよ。自分より家族が幸せになってくれればいいなって」と、サラリと答えキャストをもうならせていた。
続けて、カンパニー内で1番運動神経がいいメンバーはとの質問には、全員が平間に熱視線。林ではないのかという問いかけに林は、「僕はジャニーズのなかでは運動神経悪い方でやってるので(苦笑)。(平間は)急にバック宙もしたりするんですよ。僕は隅っこの方で見守ってます」と笑いながら話していた。
そして林から、「今この時代だからこそやる意味があるなと。伝わるものはたくさんあると思います。ホームを探している若者たちで、この作品を観ることでなにか感じるものがあると思います。このカンパニーの仲の良さもすごく現れていると思うし、ステージ上でもすごく楽しく演じさせて頂いているので、元気になってもらえたら」と、メッセージを寄せていた。
Broadway Musical『IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ』は17日から28日までTBS 赤坂 ACT シアターにて上演予定!
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