『第四十六回菊田一夫演劇賞』の受賞者が20日、発表。『菊田一夫演劇大賞』は俳優・風間杜夫に輝いた。
『菊田一夫演劇賞』は演劇界に即席を残した菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、菊田氏の念願だった演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰するというもの。
大賞を受賞した風間は、『セールスマンの死』のウィリー・ローマン役、『女の一生』の堤章平役、『白昼夢』の高橋清役の演技に対しての受賞となった。
合わせて『菊田一夫演劇賞』の受賞が、加藤和樹、海宝直人、咲妃みゆ、高畑充希となり、『菊田一夫演劇賞特別賞』に鳳蘭が輝いた。
授賞式は後日、開催予定となっている。
■『菊田一夫演劇賞』
○加藤和樹
「ローマの休日」のジョー・ブラッドレー役、「BARNUM/バーナム」のフィニアス・テイラー・バーナム役の演技に対して
○海宝直人
「アリージャンス~忠誠~」のサミー役、TOHO MUSICAL LAB. 「Happily Ever After」の男役の演技に対して
○咲妃みゆ
「NINE」のルイザ役、「GHOST」のモリー役の演技に対して
○高畑充希
「ウェイトレス」のジェナ役の演技に対して
■『菊田一夫演劇賞特別賞』
○鳳蘭
「屋根の上のヴァイオリン弾き」をはじめとする永年の演劇界への功績に対して