ジャニーズJr.でアイドルグループ『美 少年』浮所飛貴(19)が映画初主演を飾る6月4日より公開予定の映画『胸が鳴るのは君のせい』(監督:髙橋洋人/配給:東映)。本作の現場レポートと場面写真が20日、解禁となった。
本作は漫画家・紺野りさ氏が『ベツコミ フラワーコミックス』(小学館)に掲載し、累計発行部数250万部を突破した同名作が原作。高校1年の3学期に転校してきた有馬隼人(浮所)。篠原つかさ(白石聖)は、クールな彼が自分にだけ見せるふとした優しさに惹かれ、2年生の終わりに告白するも、「いい友達だと思っている」とあっさりとフラれてしまう。そして高校最後の一年。林間学校や夏祭りなど青春を彩るイベントを共に過ごしながら、まっすぐに有馬を「スキ」でい続けるつかさ。そんなつかさの思いにふれ、次第に有馬の気持ちにも変化が……。つらくても切なくてもやめられない“片思い”を描く青春ラブストーリーとなっている。
公開されたのは、浮所飛貴演じる有馬隼人と白石演じる篠原つかさのライバル役として本作に参加する、板垣瑞生、原菜乃華の登場シーンの現場レポート。
板垣演じる長谷部泰広は、女子にモテモテなモデル風イケメン。初めは面白半分でつかさをからかっていたものの、告白しフラれても、一途に有馬を想い続ける姿にいつしか惹かれていく役どころ。長谷部を演じるにあたり、髪を明るく染めて撮影に臨んだ板垣は、初日からスタッフやキャストに積極的に話しかける姿が。
そんな長谷部だが、浮所演じる有馬とは、つかさを巡ってバチバチに火花を散らしている。対立する二人のシーンからこの度解禁された場面写真は、つかさに思いを寄せられている有馬を長谷部が挑発する一触即発のシーン。撮影時は現場の空気も張り詰めていたが、その緊張感もカットがかかると一変。有馬が長谷部の胸ぐらをつかむシリアスな場面を撮り終えると、お互いの顔の近さに笑いが止まらなくなる事態に!本作が初共演の2人だが、浮所は「瑞生とは、またいつかライバル役をしたいねって話しました」と嬉しそうに語り、一方の板垣も「想像以上に明るくて天然でおもしろい!お芝居もピュアでまっすぐで、一緒に演じていてとても楽しい」と、笑みを浮かべる。休憩中にはお互いのことを「ウッキー」、「ミッキー」と呼び合うなど、初対面とは思えないほど距離を縮めていた。
一方、有馬の元カノでつかさのライバルとなる麻友に扮したのは原菜乃華。あざとさを武器に再び有馬に近づいていく、お嬢様学校に通う美少女だ。撮影現場では、すでに打ち解け合っているキャストたちから少し距離を取り撮影に挑んでいた。「1人だけ学校が違う麻友はみんなとあまり馴染めていないキャラクターなので、自分から積極的に輪の中に入るというよりは、距離を保とうと思いました」と、一線を引く徹底ぶり。「一見すごく嫌な女の子に見えるけど、有馬くんのことを純粋に思う気持ちはつかさちゃんと同じ。その一途さを大切にしたい」と語る原だが、つかさを恋のライバルだと認識するや見定めるような目つきをし、かぶせるように発言する絶妙なセリフの間で麻友の強引さを滲み出すなど、その芝居の巧さは見事。有馬を演じる浮所や長谷部を演じる板垣ら男性陣も「すげー!」と、舌を巻いていた。
場面写真では、麻友が「隼人くんともう一度付き合いたい」とつかさに打ち明け、相談に乗って欲しいと頼むシーンが公開。有馬が自分のところに戻ってくると自信満々につかさを見つめる麻友に対して、麻友の気持ちを応援したいけれど、有馬と付き合って欲しくはないという複雑な想いのつかさの表情が切り取られた印象的な一枚となっている。
映画『胸が鳴るのは君のせい』は6月4日より公開予定!
※浮所飛貴過去記事
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※記事内画像は(c)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会