今年5月25日から同7月26日まで東京・帝国劇場で上演予定のミュージカル『レ・ミゼラブル』(演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル)。
本作のプリンシパルキャストとなる、エポニーヌ役・生田絵梨花、マリウス役・竹内將人、コゼット役・加藤梨里香、コゼット役・敷村珠夕、テナルディエ役・六角精児、マダム・テナルディエ役・樹里咲穂、アンジョルラス役・木内健人の役に扮した写真が24日、公開となった。
生田は、エポニーヌ役に決まったときのことへ、「いろんな方々から、『イメージが湧かなくて驚いた』と言われました。私は『レ・ミゼラブル』の前回、前々回にコゼット役で出演させて頂いていて、前にご一緒したキャストの方々は、けいこが始まってから『まだ、慣れないな』とおっしゃっていて。きっとお客さまも、私がエポニーヌというイメージはなかなか湧かないと思うので、コゼットだったということを忘れてもらうくらいに、エポニーヌとして地に足を踏みしめられたらなと思っています」と、意気込みを。
役の衣装を着てみて、生田は、「ついにエポニーヌになったんだなって、ひしひしと噛み締めました。同じ舞台に立っていても、(エポニーヌを)ずっと観ていた側なので、誰かと入れ替わっちゃったんじゃないかという不思議な気持ちになっています。でも、しっかりこの扮装を身になじませて、エポニーヌの目線で作品を生きていけたらと思います」と、気持ちも新たになったよう。
さらに、観客へ向けて、「みなさんがいままでに経験したことのないような大変な状況のなかでみんなが何かと戦って、何かを守ろうと必死に頑張っている状況だと思います。私たちもこういう状況下だからこそ、聴き取れる作品だったり、人物たちの声もあると思うので、そこを誠実に向き合っていければと思います。ぜひみなさんにも、私たちの戦う列に加わって頂けたら嬉しいです」と、メッセージを寄せていた。