10月より放送されるTVアニメ『牙狼
本作は人気特撮ドラマ『GARO』のアニメーション化第3弾。アニメーションを手がけるのはこれまでとかわらずMAPPAが制作で朴監督をはじめシリーズ構成は吉村清子、キャラクター原案には「AFRO SAMURAI」の岡崎能士氏を起用している。声優陣も関、島崎を始め釘宮理恵、小清水亜美ら豪華なものとなる。
イベントではまず第1、2話が上映。息をもつかせぬ劇場アニメのような超絶アクションが連発する仕上がりに、骨太なキャラクターたちのドラマが乗るものとなり、上映後には客席は拍手で沸くものとなった。
その後、3人が登壇したのだが、作品がおいしそうな食事の描写も多いこともあってか、関はポップコーンとジュースを抱え、島崎はチキンと飲み物を手にしながらのものに。島崎は恐る恐るといった感じでチキンを食べていたが、関はポップコーンを隙あらば食べ、ついにはおにぎりまで取り出しモグモグ食べるという自由さで、島崎は「先輩ってすごいな」と、ぼやいて客席を沸かせた。
関は本作のソード役を演じられることへ、「牙狼のアニメ第1作目からかかわらせて頂いて、1作めはホラー、2作目はボス、3作目で牙狼になりました」と、“出世”を喜び、「シリーズは大体同じキャストが持ち回りでやっていくので、劇団みたいで(キャスト間の)結束が固いんです。内容は殺伐としていますが、温かいんですよ」と、裏側を語る。
“劇団”のニューフェースとなる島崎へ関は、「最初いい役だから、“落ちる”しかないかも(笑)」と冷やかしたが、島崎は「ホラーもやってみたいです」と、逆に意欲ある切り返し。しかも、関が答えづらい話を振っても島崎は華麗にスルーしたり、「関さんと張り合ってやるとい気持ちでアフレコ現場に行ったんです」と、静かなる情熱を覗かせた。
さらに、関は朴監督が知らない設定をなぜか知っていたり、わざと“自画自賛”して観客を爆笑させたりと楽しませつつあっという間にトークもラストへ。
島崎からは「すごく格好良くて。台本読んだ時点で格好いいシーンばかりなのでオンエアが楽しみになりました!ルークはいろいろ抱えているので成長を楽しみにしていてください!」と呼びかけると、関は「朴監督がアクションシーンの演出が得意で、現場でもキャストたちが『すごいアクションシーンになるだろうなと言ってます。裏話ですけど、実は1、2話でもっといっぱいアクションシーンがあるのを削れといわれるくらい、濃密に描いていたんです。アクションを中心に楽しんでもらえると思います!夜遅くの放送ですが目が覚めるアクションになっていると思います」と自信を見せる。
すると朴監督も「MAPPAの社長から『この作品が終わったら朴さん引退するんじゃないの?』と言われるくらい、やりたいアクションを詰め込んでいます。人間ドラマや、ホラー、友情ありないろんなものが入っているような作品になっています!」と、熱いコメントを寄せていた。
TVアニメ『牙狼