俳優・竹内涼真(28)が15日、東京・池袋の東京建物Brillia HALLで初主演ミュージカル『17 AGAIN』(翻訳・演出:谷賢一)最終げいこを披露した。
アメリカで制作され2009年4月に公開されたコメディ映画が原作。ハイスクール時代にバスケットボールのスター選手だったマイク(竹内)。恋人スカーレット(ソニン)の妊娠を知ったマイクは、すべてを捨てて彼女と人生をともにすることを決意する。しかし、35歳になった2人の結婚は破綻、仕事もうまくいかず、娘のマギー(桜井日奈子)と息子のアレックス(福澤希空)からは蔑まれたりと、輝きは見る影もなくなっていた。そんな彼が、不思議な現象に巻き込まれ、17歳の頃の姿に戻ってしまう。ひょんなことからマギーとアレックスの通うハイスクールに通うこととなったが、マギーには彼氏・スタン(有澤樟太郎)がいることや、アレックスがいじめられている光景を目の当たりにする。マイクはあのときの輝きを取り戻すことはできるのか……という物語。
明日16日の初日へ向け竹内から「いよいよ初日を迎えます。無事に開幕できる、劇場でお客さんに会えるという喜びを感じています」と、沸き立つような気持ちを。
本作で初舞台・初ミュージカルを踏む竹内だが、ボイストレーニングはけいこ開始の1年半以上前から、ダンスレッスンは半年以上前から務め今回の公演に備えてきた。それだけに、「けいこというものを始めて経験しましたが、自分の知らない世界が広がっていて、僕の体の中にはない表現方法を取り入れるのが難しく大変な作業でした。でも何回も試行錯誤し、最後に1つの形にするという作業は好きでした」と、振り返る。
さらに、約2ヶ月にわたるけいこへ竹内は「演出の谷さんは役者に寄り添って演出してくだいましたし、共演者のみなさんが役を大事にしてけいこに臨んでいる姿に感銘を受けました。全員で作品を面白くしようという気持ちでけいこを積み重ねられることが、すごく素敵だと思いました」と、カンパニーの雰囲気を。
登場人物たちへは、「登場人物たちが抱えている問題は日常的にありふれたもので、みんな自分の目的に一生懸命というところが一番の魅力だと思います」といい、「この大変な時期に劇場に足を運んでくださるみなさまには、心から感謝しています。最高のパフォーマンスをして、楽しい気持ちで劇場を後にして頂けるように全力で頑張りますので楽しみにしていてください」と、メッセージを寄せた。
舞台げいこでは、35歳のおなかが出てすっかりおじさんと化したマイクを竹内が熱演したり、17歳に戻ってすっきりとした、熱血の演技を見せたりとさまざまな顔や、パワフルな歌唱などで目を引く仕上がりを見せていた。
『17AGAIN』東京公演は16日から6月6日まで東京建物Brillia HALLにて、兵庫公演は6月11日から同13日まで兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて、鳥栖公演は6月18日から同20日まで鳥栖市民文化会館 大ホールにて、広島公演は6月26日に広島文化学園HBGホールにて、名古屋公演は7月1日から同11日まで御園座にて上演予定!
※竹内涼真過去関連記事
・藤原竜也 佐藤浩市から「きついの嫌なの?」に「嫌です(笑)」の率直返答や竹内涼真のみなぎるやる気!少量の“おとこ汁”しかない撮影に「あれは行き過ぎた撮影」とも
・竹内涼真「クーリッシュ I miss you」!都内銭湯にポスター掲出や限定風呂桶プレゼントキャンペーンも
・竹内涼真 多部未華子から「よく生きてきたね」に落涙の演技!藤原竜也と初共演のドラマ「太陽は動かない」第2話以降の見どころ予告編解禁