中村悠一“真逆”アプローチ参照で榎木淳弥が感激！「じゅじゅフェス2021」生アフレコ連発や内田雄馬“姉”の存在、瀬戸麻沙美＆小松未可子“相思相愛”ぶり「劇場版呪術廻戦 0」公開日も発表【レポート】

　TVアニメ『呪術廻戦』初となるスペシャルイベント『じゅじゅフェス 2021』が13日、川口総合文化センター・リリアメインホールで開かれ、虎杖悠仁役・榎木淳弥、伏黒恵役・内田雄馬、釘崎野薔薇役・瀬戸麻沙美、五条悟役・中村悠一、禪院真希役・小松未可子、狗巻棘役・内山昂輝、パンダ役・関智一、第2クールOPアーティスト『Who-ya Extended』が登場し、司会は大橋隆昌が務めた。

　漫画家・芥見下々氏が少年誌『週刊少年ジャンプ』にて連載中で、シリーズ累計発行部数5000万部を突破している人気コミック『呪術廻戦（じゅじゅつかいせん）』。TVアニメのパッケージ版や、各種プラットフォームでの配信、『呪術廻戦』の前日譚「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化した『劇場版呪術廻戦 0』が今冬に劇場公開を予定していたりと、大きな盛り上がりを見せている。

　今回のイベントは、劇中の呪術高専・東京校に所属する7人のキャストが一堂に会するもの。キャスト全員が右腕に腕章をしながらで。冒頭それぞれがあいさつしていくなか、内山は自身の演じる棘のセリフがおにぎりの具で構成されていることにちなんで、「きょうはしゃべっていいんですよね？」と、おっかなびっくりという様子。そんななか、関は「パンダ・関です。よろしくお願いします」と、お茶目なものとなり、中村がツッコミを入れ、場を盛り上げた。

　続けて、各キャストが印象的だったシーンをキャストの生アフレコで振り返るというコーナーへ。中村は虎杖の「自分が死ぬときのことはわからんけど、生き様で後悔はしたくない」というセリフが印象的だったと話しつつ、榎木の演技プランが自身のアプローチとは真逆なため参照しているということを明かし、声優の先輩からの思いがけない裏話に榎木は感激する一幕も。

　内田は、西宮桃と戦う釘崎の戦いっぷりに惚れ込んだそうで“姉のような”存在のようだとたとえると、瀬戸は現実の内田の姉の内田真礼を意識したような返しで内田をタジタジにすることもあったり、小松＆瀬戸の“相思相愛”ぶりが分かる一幕も。ついには内山によるおにぎりの具を声に出したものがいろんなバージョンが録れているという話まで、さまざまに飛び出した。

　そんななか関は、中村演じる五条が普段目隠ししている姿から姿をさらすシーンを挙げ、その瞳の綺麗さを褒めたり、中村自身としては目隠しをしているときと髪型が違っているということから2キャラクターを演じているつもりで臨んでいることなども話していた。

　そんな生アフレコ連発となったイベントでは、ほかにも、朗読劇『1年ズ・イン・川口』として川口に五条から呼び出されたという設定で虎杖、伏黒、釘崎がしゃべり倒す姿や、朗読劇ながらキャラクターを崩さずにクイズを展開。さらに、東堂葵役・木村昴、真人役・島﨑信長からのビデオメッセージや、『Who-ya Extended』による『VIVID VICE』の生披露などで盛り上げた。

　終盤の告知コーナーでは、『劇場版呪術廻戦 0』公開日が12月24日に決定したことが発表。合わせて、劇場版で初めてのアニメビジュアルとなる最新のティザービジュアルも解禁となり、刀を片手に振り向く『劇場版呪術廻戦 0』の主人公・乙骨憂太と、彼と手を繋いでいるひとりの少女。さらにその行く先には、おぞましい姿の巨大な呪霊の姿が……。彼らが『呪術廻戦』の“原点の物語“を、究極の”愛と呪いの物語”を紡いでいく姿を窺わせていた。

　※記事内画像は（c）芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会