フィギュアスケート・浅田真央選手(30)が1日、都内で『アルソア ドリーム プロジェクト』スタートセレモニーに登場した。
来年創立50周年を迎える株式会社アルソア慧央グループが、自然と調和したライフスタイルの実現に向け『アルソア ドリーム プロジェクト(ARSOA Dream Project)』を展開。そこで浅田選手を起用した同プロジェクトのWEB動画『ARSOA PRESENTS MAO ASADA A DAY IN KOBUCHISAWA』を制作し、お披露目もされた。
「アルソアさんをイメージして優しさなどを意識しました」と、淡いエメラルドグリーンのドレス姿で登場。WEB動画内では同社自社農園で野菜を収穫し、採れたての野菜を食べるシーンもあるが、小淵沢で撮影しているそうで、「自然たっぷりのなかで撮影しました。何度も小淵沢に行っているんですけど、行くとパワーをもらって帰ってきます」と、笑みを見せていた。
続けて、司会から自身の夢について問われ「いつか自給自足の生活をするということです。私、二十歳のころから野菜を好きになりまして、採れたての野菜がおいしいんだなと気づいたりとか、いつかその野菜を収穫して、採れたてのものを食べたりっていうのはぜい沢なのではないかなと思って」と、披露。実際に小淵沢で野菜も育てているそうで、さつまいもや、落花生を植えたり、会場ではキノコの菌床を作る姿の写真なども公開。
「チェーンソーも体験しまして、自給自足だと寒いので、巻のために木を切る作業も必要なので、その生活に向けて」と、本格的に動いている様子も窺わせつつ、「ゼロから畑作りをしたことがなかったんですけど、体験してみて、どれだけ農家の方が大変な思いをされて野菜を作っているというのを感じるんです。何事にも感謝しないといけないなとあらためて感じました」と、しみじみ。そんななか、収穫が待ち遠しい?との声に「はい!」と、お茶目に笑うこともあった。
イベント後半には、同社からピンク色のツナギがプレゼントされるサプライズ!「スケートで言うとコスチュームですね」と、テンションも高くなりつつ、シャベルを手に堆肥づくりや100キロあるというコンポスターを回し息を切らせながら、「農業トレーニング……“農トレ”と言ってます(笑)。それくらい体力使うんです。毎回スクワットをやってるくらい」と、とにかく体力を消耗するそうだ。
さらに、浅田選手は「最近自宅で家庭用のコンポスターを買いまして、食べ残った野菜とか入れています。ゴミに成るものはないんだなということを、コンポスターと出会ってから感じました。私自身やっていて楽しいですし、地球のためにも嬉しい作業でした」と、充実の笑みを見せていた。
ほかにも、スケートの次の目標として、「自分をさらに超えていけるように頑張っていきたいとのです。それと、夢は自分のスケートリンクを作りたいというのはあるので、叶えていきたいと思います」と、大きく夢を語っていた。
そこから、同社創立50周年にかけ、20年後に50歳となった浅田選手自身はどうしてる?という質問が飛ぶと、「さすがにもう(スケートで)滑ってはいないと思います。いまは8割くらい滑るスケーターですけど、50代は畑がベースなのではないかなと思います」とのことだった。
■ムービー特設サイト
https://www.arsoa.co.jp/50th/brandmovie/