お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳(47)、タレント・ウエンツ瑛士(35)、女優・前田敦子(30)が13日、都内で『中小企業からニッポンを元気にプロジェクト』第2期発表会に登場した。
本プロジェクトは、プロモーション事業、WEB マーケティング事業を行う株式会社中小企業のチカラが参画企業と共に日本経済活性化を目指すというもの。第1期は今年1月13日から48社の賛同企業とともに活動したが、本日13日から展開する第2期は賛同企業の約3倍となる合計約150社が賛同した。田村は第1期の公式アンバサダーを務め続投、そこにウエンツと前田も加わるものとなる。なお、本プロジェクトに賛同する企業は3人の肖像をWEBサイト、広告や販促物、営業用資料など幅広い範囲での広告宣伝に活用できることも特徴となる。
まずは田村が「さらに大きくプロジェクトになっていくというとことに、僕が参画させてもらっていることが嬉しいですし、参加した中小企業の方が生き生きとしていて、僕が役目を果たせるだけ果たしたいなと思います」と、手応えを感じたよう。
田村を起用してみて株式会社中小企業のチカラ代表取締役社長の山下佳介氏はその影響力を「ただただすごかったです。業績をV字回復された会社もあって」と、すごいものだったそう。田村自身も「友達が『広告を見かけたよ』と連絡来る回数は多かったです。知り合いの起業家のみなさんも『参加するにはどうしたらいいの?』ということで、山下さんの方に連絡をつなぎました。僕の知り合いの方も何社か入っていると思います」と、いい影響が出たようで、2期のスタートへ田村は、「より中小企業さんの背中をぐっと押せる仲間が増えるのは嬉しいです」と、意気込んだ。
続けて、前田とウエンツの起用について山下氏は「困難を切り抜けて突き進んでいく」姿を買って、前田については「(『AKB48』時代の)ド世代でしてセンターで活躍しているときから拝見していて、女優・歌手として活躍されていて1児の母としても、女性の活躍もキーワードとしてあるのでオファーをしました」と明かされることに。
さらに前田は今月10日に30歳の誕生日を迎えたということで、司会からアドバイスをと促されると田村は「日本って、とかく年齢で区切りますけど、30代だからこう、40代だからこうというのはなくて、前田さんの人生を人に迷惑かけずにやる。年齢で区切らずに」と、金言をアドバイスし前田は「格好良いです!」と、目を輝かせる。
前田自身としては、30代は「『30、40どんどん楽しくなっていくよ』と言われるので、どんなことがあるのかワクワクしかないです。ちょっと上の年のメンバーの子たちもいますけど、変わったというのは、本当に気持ち次第だと思いますけど、まあいっかというふうに解放されるので。私は結構解放されている方だと思うので、どんなものになるのかって」と期待をしているようで、「それと、子供とどう笑って過ごせるかかなと思いますね。もう私だけの人生ではないので、子供将来が楽しいです」とも。すると田村も、「僕も近い年齢の子供がいるので。自分のために生きようと思っていたのが、子供のためにと思って変わりましたね」と、大きくうなずいていた。
コロナ禍でチャレンジしたことという話題で、ウエンツは「いまコロナ禍で親と1年半一緒に過ごしていて、僕も親も人生が続くので、ともに幸せに暮らしていくかというのは考えたいなと思って」と、最近の生活を。
田村は、「プライベートで家にいる時間が長くなって、いつ何時こういう緊急事態が起こるのかということを目の当たりにしました。地震などの災害もある国なので、キャンピングカーを使っていかに家族を守れるのかということには挑戦しましたね。そこで、キャンピングカーを2台持つことにしました。小さいのと大きいの2台と……という話をしていると、自分の家庭を守れればいいのかと聴こえるかもしれないですけど、ガッツリ守るというので、災害時に家族を守る、1、2週間は過ごせる蓄えのあるクルマをと思って」というと、ウエンツは「自分を守れないと他人も守れないですからね」と、フォローを入れる。
前田は「タイミングとか含めて諸々ですけど、ママチャリデビューしました。タイミング的に子供が1回目の緊急事態宣言中に歩けるようになったんです」ということがあったそう。田村は前田のママチャリに乗る姿が想像できなかったようだがそのことを伝えると「近所の私の先輩の女優さんもママチャリ置いてますよ」と、話していた。
会見後半には、参画企業の方々から、田村へ本当に数倍に効果が出たとの声がオンライン上から生で届けられ、ウエンツは「こうして自分で効果を聞いたりする機会はなかなかないので、自分磨きとか、ブランディングをしていこうと思いました」と、背筋を伸ばせば、前田も「頑張ります、私が頑張らないとなと思いました」と、プレッシャーもかかる一幕も。
挑戦や変化ということへは、田村はいろいろなことをしても「淳は淳だなといってもらえるように」といい、前田は「こうじゃなきゃいけないというのはないんじゃないかなと思っています。新しい、楽しそうな、なにか挑戦できることがあったら挑戦していって、その色に自分が染まっていって変化をするのは楽しいのかなって。そういう自分をお見せして、これは私ですというより、いろんなことをしている私をお届けできたら良いなと思ってこの仕事をしています」と、気持ちを語っていた。
最後に総括として田村は「広告のあり方を山下さんが変えてくださいました。こういう方法もあるんだと用途を提示してくれたことで、僕たちが広告として企業の顔というだけではなくて、僕自身が中小企業とどういうことをしたら良いのかということを、愛知で中小企業を盛り上げる番組をしていて、テレビ東京でも中小企業の背中を後押しするような番組の話が進んでます」と、話がどんどんつながっていることや、「どうか中小企業のみなさんと広告だけのつながりというより日本を元気にしていくんだという広告以外でも手を取り合って盛り上げられてばと思っています。そして第10期くらいまでやったときには、ものすごい元気になっている日本というのが目標になっています」と、気持ちを伝えていた。