関西ジャニーズJr.・小柴陸が8月9日より放送となる『第103回全国高校野球選手権大会』の試合と試合の合間に全11話で放送となるショートドラマ『海と空と蓮と』(ABCテレビ)でドラマ初主演を果たすことが14日、発表となった。
ドラマは2020年、コロナ禍により夏の甲子園大会が中止となった現代が部隊。北海道・奥尻高校野球部の3年生たちも、北海道高校野球連盟主催の夏季北海道高校野球大会に出場し、最後の夏を迎えるはずだった……。ところが、海斗(小柴)、青空(伊藤あさひ)の3年生野球部員とマネージャーの蓮(山口まゆ)は、奥尻島を守るため、自分たちの意思で大会出場辞退を決断する。島のため、自分たちの集大成として、最後の目標としてきた大会……それをあきらめる道を選んだ3人の友情と、高校生活最後の夏とは……。
さらに、野球部顧問・泉澤役に戸塚純貴、海斗の父・喜明役に浜本広晃(テンダラー)、蓮の父・正平役に古田敦也、青空の父・健司役に上原浩治が起用されている。
この出演に小柴からコメントが寄せられた。以下、全文。
――ドラマへの意気込みは?
小柴:標準語でのドラマだったので関西弁を標準語に直すところから練習を始めました。そして初坊主にして気合が入っています!昨年、奥尻で悔しい思いをした球児の方の想いを忘れず演技したのでそこを見てほしいです!実際に奥尻の方に島の子と間違われました(笑)
――同世代の共演者(山口まゆさん、伊藤あさひさん)との撮影裏話は?
小柴:最初は僕がすごく緊張してたので話しかけられなかったんですが、あさひくんに喋りかけてもらってすぐに仲良くなって、空き時間にキャッチボールなどしてもらい嬉しかったです!山口まゆさんは僕のことをアニメのキャラクターにすごい似てるといじられてました(笑)最後はみんな仲良くなって写真も撮りました!
――将来の目標や夢は?
小柴:目標はたくさんのお芝居に挑戦して、ドラマや舞台に出られるようになることです!!
――コロナ禍で、野球をしている球児達、高校生へ向けてメッセージをお願いします。
小柴:コロナ禍で野球の練習や試合が制限される中でたくさんモヤモヤが溜まっていると思います。実際に僕も初めて野球部の役を演じさせてもらいましたが、練習をしてきたのに大会に出られないという実話をドラマの中でも受け止められなかったので、たくさんの球児の方が悔しい思いをしたと思います。去年、大会・甲子園に出ることが出来なかった方々の思いも込めて、夏の甲子園では今までやってきたことを全て出しきり、多くの方に感動を与えていただきたいです。