四千頭身・石橋遼大ライアン・レイノルズから名前呼ばれて大喜び！後藤拓実最後にまさかの“ちゃぶ台返し”コメントでモブ返り？

　お笑いトリオ『四千頭身』都築拓紀（24）、後藤拓実（24）、石橋遼大（24）が10日、都内で映画『フリー・ガイ』（監督：ショーン・レヴィ／配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン）公開記念イベントに登壇し、司会は青木源太アナウンサーが務めた。

　ヒーロー？と見紛うような自由奔放なスタイルとクールで過激なアクション作品『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズ主演。何でもアリのゲームの世界を舞台に、平凡すぎるけど超いい人の“ゲームのモブキャラ”ガイをレイノルズが演じることとなる。タワマンに住み高級外車に乗っていることも公表している後藤や、ゲーム好きとして存在感を放っている都築のなかで、“芸能界を代表するモブキャラ”と自他ともに認める石橋が作品にちなんで“モブキャラ”を脱出するためのイベントとなる。

　石橋はガイ風衣装に“石橋”と名札をつけて登場。石橋が“モブキャラ”化している理由として「俺が個性なくて、お前らが個性ありすぎただけ！」と、都築と後藤のせいにして笑いを誘えば、後藤は「何年モブやってるんだ、早く脱しろよ」と、毒づくことも。

　今回の話を聞いた時、石橋は「ディズニーさんからのお仕事で不安だったんですけど、お話を聞いてなるほどと」と、嬉しかったというが、後藤は「僕の方がディズニー好きなんですけど……」と、納得行かない様子。そんなスポットのあたった石橋だったが、後藤からは「TVでしゃべるぞとなったときに都築の画になってスタッフさんに覚えられてないんですよ」と、いまだ“モブキャラ”から脱しきれていないトホホなエピソードを。

　最近“脱モブ”したことはと問われ石橋は「やはりめちゃめちゃオリンピック観ました！」と猛アピール。石橋といえば東京五輪・体操競技の女子種目別ゆかで銅メダルを獲得した村上茉愛選手（24）と中学時代の同級生で友人関係ということで話題になったが、後藤はその友人関係を明かしたときの石橋のSNS投稿に「SNSにメダル獲った後に『実は友達なんです』って投稿してて、これめちゃくちゃダサくない？」と、噛みつき石橋をタジタジにさせていた。

　話題が映画本編のことへ。石橋は「バトルシーンはもちろんですけど、ガイの持っているコーヒーから始まると言っても過言ではなくて、意味があるんです」と、ポイントを挙げたり、「ストーリーが進んでいって、モブから主役なっていくに従って、アカ抜けていってるなって」とも。都築は「俺がヒーローなんだという意志がなかったのがかっこよかったですね」とのことだった。

　そしていよいよ“モブキャラ”脱出をはかるため石橋はゴムつきのハーネス姿で再登場。ゴムの強く引く力に逆らって動いて、その先にあるボタンを押すというもの。後藤はうさぎの被り物、都築はポリス衣装で石橋の邪魔をしまくり、場内は盛り上がっていたが、見事ボタンを押すことに成功！

　勝利インタビューで石橋は「最初は諦めかけたんですけど、諦めずにボタンを押せてよかったです。ガイも頑張ってるんだから自分も頑張らないとと思って押せました」と勝因を語りつつ「何かを始めようと思っている方はぜひ！」と、ガッツポーズしメッセージを。

　すると、ここでレイノルズからのサプライズ映像が上映され、石橋の名前を呼びながら「君は今日脱モブチャレンジに成功した。おめでとう！残念だけど、僕はそこに行って映画宣伝できないので君たちに託すよ」というメッセージに、石橋は「名前知ってくれてましたね」と感激したが、後藤は冷静に「カンペだよ！」とツッコミ都築も「四千頭身というときも目線が動いてた」と、苦笑いだった。

　そして後藤から「自分がモブと心当たりのある方、そうではない方、本当に泣けて笑える映画なので、ぜひ足を運んで頂ければ！」と呼びかけ、都築も「エンディングにも、もう1展開ありますので、最後まで楽しめます！3、4回くらい泣きました」と感想とともに。

　そして石橋は、「笑いあり涙あり、恋愛ありという映画の全部が詰まっているんじゃないかというくらいのいい作品でした。僕みたいな者でも勇気をもらえる作品なので、みなさんにぜひ観て頂きたい」と、メッセージを寄せていたが、これに後藤が「これモブ脱した？モブのお手本みたいなコメントだったからモブ脱してないんじゃ……」と、本イベントがひっくり返るような、ちゃぶ台返しなツッコミを入れていた。

　映画『フリー・ガイ』は13日より劇場公開！