アイドルグループ『V6』で俳優・岡田准一が主演し15日より公開予定の映画『燃えよ剣』(監督:原田眞人/配給:東宝・アスミック・エース)。本作の新選組キャストが集結したオフショット写真が11日、解禁となった。
本作は作家・司馬遼太郎氏の同名小説が原作。江戸時代末期の剣客集団『新選組』のたどる道を副長・土方歳三(岡田)にフォーカスを当てて描いた作品となる。徳川幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が激しくなるさなか徳川幕府の後ろ盾のもと結成された『新選組』は倒幕派勢力の制圧に八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍を見せる。しかし、時流は倒幕へと傾いていくこととなり……。
公開されたオフショット写真は新選組局長の近藤勇(鈴木亮平)を中心に、副長の土方歳三(岡田)、一番隊組長の沖田総司(山田涼介)をはじめ、山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)ら新選組の主力メンバーがずらりと集結。気の置けない仲間たちとの爽やかな笑顔がまぶしく、いずれ時代に引き裂かれ別々の道を歩んでいくことになる彼らの未来に思いを馳せると、切なさが溢れる1枚となっている。
そんな新選組の中でも、とりわけ固い絆で結ばれていた土方・近藤・沖田の3人。彼らを演じた岡田、鈴木、山田も撮影現場では互いに深い信頼関係を築いていたようで、「鈴木さんも山田くんも、それぞれが演じるキャラクター同士で生まれる化学反応みたいなものを一緒に探していけたのかなと思います」と岡田は振り返っている。対する鈴木亮平も、「岡田さんほど映画作りのことを理解している俳優はいないんじゃないか。自分が1番がんばっている背中を見せて、引っ張っていく姿は相変わらず勉強になりました。山田くんはとにかく役者に向いてますね。沖田の病気の役作りも本当にずっと自分でやってましたし、素晴らしかったです」と2人を絶賛。
一方、そんな彼らと初共演を果たした山田涼介も、「鈴木さんは、現場でカメラが回る前からずっと新選組の士気をあげてくださっていて、岡田さんは黙々と隊士1人1人の殺陣をずっと現場で見てくださいました。だから近藤さんが新選組の士気を作って、土方さんがその土台を作っていく、というか、その作業が新選組そのものだ!と。お2人の姿勢がかっこよかったです」と、その背中から刺激を受けたようだった。
なお、こちらの写真は東京メトロ新宿駅の駅構内通路にて10月17日まで交通広告として掲出される。
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※記事内画像は(c) 2021 「燃えよ剣」製作委員会