俳優・真彩希帆、“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』藤ヶ谷太輔、鶴見辰吾、平間壮一、上口耕平、天翔愛、春野寿美礼らが21日、東京・赤坂ACTシアターでミュージカル『ドン・ジュアン』(潤色・演出:生田大和)東京公演公開ゲネプロを開いた。
スペイン・セビリアを舞台に、数多くの女たちを魅了し、愛を貪るプレイボーイのドン・ジュアン(藤ヶ谷)を描いた作品。物語の舞台はスペイン・アンダルシア。毎夜、欲望の赴くままに女と酒を求め続けて放蕩の限りを尽くす色男、ドン・ジュアン。そんな稀代の色男がいつしか、「真実の愛」によって変貌していく……。真彩は彫刻家でジュアンを真実の愛に目覚めさせる存在のマリア役を演じた。
真彩といえば宝塚歌劇団の雪組・娘役のトップをつとめ今年退団。以降、初舞台となり「新鮮な驚きを1日1日感じています」と心情とともに、主演の藤ヶ谷へは「パフォーマーとしても、とてもスターだなと、ご本人にお伝えしています。人を惹きつける魅力というものがドン・ジュアンにつながるということをけいこ場から感じていました。温かい藤ヶ谷さんの周りには、とても素晴らしいカンパニー、スタッフの方々がいて」と、たたえていた。
舞台では藤ヶ谷演じるジュアンと抱き合うシーンなどもあるが、そういったシーンへは「結構インタビューでお答えしているんですけど、人を男性・女性であまり見ていないんです。パフォーマーという舞台上の仲間という感じで見ていて、男性だからドキドキするというより、役としてマリアがドン・ジュアンにどう思っているかというトキメキを毎日感じさせて頂いてます」と、明かしていた。
そしてお客さんへは、「早く安全な状況で観て頂きたいという気持ちが強かったので、毎日幸せに舞台に感じています」と、話した
ミュージカル『ドン・ジュアン』東京公演は21日から11月6日までTBS赤坂ACTシアターにて上演予定!なお、本作DVDの発売も決定したことが発表。11月12日まで予約された方にはビジュアル写真&舞台写真満載の約50ページ予定の“別冊フォトブック”付きスペシャルエディションを同梱予定としている。詳細は『ドン・ジュアン』公式サイト(https://www.don-juan2021.jp/dvd)にて。
■出演
ドン・ジュアン:藤ヶ谷太輔
マリア:真彩希帆
ラファエル:平間壮一
ドン・カルロ:上口耕平
エルヴィラ:天翔愛
騎士団長/亡霊:吉野圭吾
アンダルシアの美女:上野水香(東京バレエ団)
イザベル:春野寿美礼
ドン・ルイ・テノリオ:鶴見辰吾
アンサンブルキャスト(五十音順)
一条俊輝、伊藤寛真、風間無限、鹿糠友和、仙名立宗、西岡寛修、西田健二、宮垣祐也、山野 光
弓野梨佳、小石川茉莉愛、島田友愛、鈴木百花、谷須美子、則松亜海、花岡麻里名、平井琴望、松島 蘭
■スタッフ
作詞・作曲:フェリックス・グレイ
潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)
音楽監督・編曲:太田 健(宝塚歌劇団)
美術:松井るみ
照明:笠原俊幸
音響:大坪正仁
振付:桜木涼介/大石裕香/佐藤浩希
擬闘:栗原直樹
衣裳:有村 淳(宝塚歌劇団)
ヘアメイク:岡田智江(Studio AD)
映像:西田 淳(Drill-inc.)
歌唱指導:山川高風/やまぐちあきこ
稽古ピアノ:太田裕子 森本夏生
サウンドプログラマー:上田秀夫
録音コーディネート:新音楽協会
演出助手:坂本聖子 藤田知礼
舞台監督:中西輝彦
協力:宝塚歌劇団
企画・制作:梅田芸術劇場
※関連記事
・藤ヶ谷太輔 「“今カノ”、“元カノ”!(笑)」にプレゼントのワケ!?主演ミュージカル「ドン・ジュアン」東京公演ゲネプロ開催でセクシーダンス披露も