俳優・山田裕貴、ディーン・フジオカが3日、東京・内幸町のイイノホールでオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』(総監督:水島精二/配給:アニプレックス)完成披露試写会を福原遥、美山加恋、富田望生、声優・前田佳織里、陶山恵実里、水島総監督とともに登場した。
福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム通称『フラガール』。そのフラガールの新入社員・夏凪日羽(福原)と同期の仲間たち、彼女たちを取り巻く人々との絆や、恋、ダイエットなどが描かれた笑って泣ける温かな作品に仕上がっている。山田はおとぼけキャラだが情に厚い、新人フラガールを見守る癒し系マネージャーの平和人役を、ディーンは主人公・日羽が憧れる先輩社員の鈴懸涼太役を演じる。
山田は、「平和な人と書いてたいらかずと役を演じました」と、記憶に残りやすいあいさつから切り出し、開演後にフラダンサーらがハワイの風を運ぶようなダンスパフォーマンスがされたこともあり、「素敵なダンスのおかげか、こんなに温かい拍手を聞いたのは久しぶりなんじゃないかと思いました」と、しみじみ。
一方、ディーンは「アロハ~」とネイティブに近い発音でポーズを取ると、「このたび声優デビューしました。声優、ディーン・フジオカです!永遠のルーキーです。鈴懸涼太役をやらせて頂きました」と、お茶目なあいさつで沸かせつつ、「僕はここに立っていていいのか、不安です。水島監督にこんな新人が、デビューのきっかけを作って頂いて」と、お礼。
さらにディーンは、「福島生まれということもありまして、そうですね声優キャリア第1歩目で、福島生まれということで意味のある作品に出演できたこと……祝福?……祝杯かな?お祝いできることを、この作品に、祝福を送れることを嬉しく思います」と、爽やかに本作への気持ちを伝えた。
続けて2人には新人時代に人生が変わったようなエピソードはないかとの質問が。まずはディーンから答えることとなり「デビューということを考えたときに、声優はこの作品ですが、俳優は2005年に香港でだったんです。そのときの監督がよく自分を使う気になったなと思うんです。外国人が来て、外国語も喋れなかったし。そこで自分がやるべきことをやったわけですが、慣れない環境で仕事をするというのが大変で、でもあのときの環境があったから今も仕事ができているという感じなんです。その延長線上で、切磋琢磨して、成長させる方法を学んだという感じがしています」と、初仕事の思い出を。
山田はといえば、水島監督の大ファンだそうで、「僕も12年ほど前に、新人時代に俳優の養成所に通いながらアルバイトをしていたんです。そんなときに水島監督の『機動戦士ガンダム00』という作品に出会って。その作品では主人公が戦いの中で戦うって本当に大事なのかということに向き合いながら、戦って生きて未来を切り開いていくというものでして、それが、本当に東京に上京してこれから戦っていかないといけないんだなという力と燃え上がる魂を『ガンダムOO』に頂きまして。そして水島監督の作品に今ここに立っていると。僕の魂を支えてくれていて、『ガンダムOO』がなければ僕は今ここに立っていない、生きてない……そこまでではないと思いますけど未来を切り開くということを思いながら歩んでいます」と、水島監督への熱い思いをぶつけ、これには水島監督も感激といった様子だった。
オリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』は12月3日より全国ロードショー予定!
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