グローバルボーイズグループ『INI』の佐野雄大、池﨑理人、許豊凡、松田迅、西洸人、尾崎匠海、藤牧京介、田島将吾、髙塚大夢、木村柾哉、後藤威尊が6日、都内でデビューシングル『A』デビューショーイベントを開催した。
『INI(アイエヌアイ)』は日本発の“サバイバル”オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で今年6月の国民プロデューサー投票で選ばれた11人のグループ。本イベントでは11月3日にリリースされた『A』のもので、会場には、『A』初回生産分に封入されたシリアルナンバーで当選したラッキーな100人のMINI(公式ファンネーム)が詰めかけた。
会場のセットはINIのロゴを形どったものと、グループの世界観を表すなか、オープニングナンバーとして『Rocketeer』から幕開け。一糸乱れぬ息の合ったキレキレなダンスと歌唱パフォーマンスをしてみせ、初っ端から全力全開な姿を見せた。
終えた後の暗転した会場には彼らの息遣いとMINIらの拍手があふれる。そして明転した会場ではメンバーたちが「すごく近いね!」とMINIらの距離の近さに大興奮!さらには、「ちょっとだけ近づきましょうよ」と舞台最前のギリギリまでに立つお茶目な姿を見せた。
そこから自己紹介とともに11月13、14日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催した『INI 1ST FANMEETING』の振り返りへ。そのなかで尾崎が「重大発表があります」と手を挙げると『INI 1ST FANMEETING』がBlu-rayとDVDのパッケージ化されることをアナウンス。しかし、この発表について、木村が苦笑いしがら、同公演の4公演目で自身から発表するはずだったが忘れてしまい、実質、尾崎が“尻ぬぐい”をしていたことが明かされ笑いを誘った。
このトーク中には、池崎が後藤の襟を直してあげたり、メインで話すメンバー以外は隣り合って笑顔で話をしたり、藤牧と松田がMINIらへ手を振ったりサムアップしたりと楽しげな姿が。その和気あいあいな様子は2曲目の『Cardio』の後に、同楽曲の英単語の意味は?という質問を木村がした際に、藤牧が“心臓音”と話していると隣にいた松田がいきなり藤牧の心臓をタッチする一幕も。
さらには、松田が「夢を見たんです」と切り出すと木村がに西にチューするものだったと言い出すことに。これに、『Cardio』のパフォーマンスで気合が入りすぎて靴が壊れてしまったという後藤が舞台袖から戻ってきて、「チューしたんすか?」と、とぼけたような声を出して、場内はさらに沸き返っていた。
曲の話題に戻り、『Cardio』の振付へ松田は、「俺、好きなPartがあってと」と“振動”する部分がお気に入りや、木村が藤牧がほかのメンバーとは違った動きを披露する部分が良かったと話していた。
3曲目のパフォーマンスは『KILLING PART』。こちらは初公開のものでダンスの振付は西と木村が担当。キラキラ感あふれる楽曲メンバーの手をマイクに見立てたり、メンバーの腕をオルゴールのネジのように見立てて回すパフォーマンスがあるなど、独特の振付もあるもの。
同楽曲を終えて、西と木村が振り付けの裏話をすることに。オルゴールのネジを回すような振り付けへは木村は「2つ考えていたんですけど、もう1つの方を先にYou Tubeでやっている方たちがいることに気づいて」というと西も「マジで一緒だったんです!」と、驚いた思い出を披露。そこから同楽曲の手の振り付けをMINIらに向けてレクチャーしていた。
「MINIのみなさんが心の支えです。この曲がみなさんの支えになるように」と、この日のラストソング『Brighter』へ。星が降り注ぐような映像演出とともに、壮大さを感じさせる曲構成で楽しませることとなった。
すべての演目を終え、メンバーからメッセージを寄せる。そのなかで松田は「大きな舞台で、きょうは本当に楽しかったです!」と声を弾ませれば、西は「本当にファンミーティングの余韻が抜けていなませんが、またこうしてすぐにステージに立たせて頂いて、MINIのみなさんと配信のみなさんの前でパフォーマンスをさせて頂けて、幸せです。自分たちはパフォーマンスするために生まれてきたという気持ちになったので、これからもパフォーマンスしてきたいと思います!」と、前向きな気持ちを。木村は「1つ1つがみなさんの心に残れる瞬間になるようにと思っています」と込めている思いとともに、「MINIのみなさんまたお会いしましょう!」と、呼びかけると、全員で一礼。
メインで話すメンバー以外は、MINIらへ手を振ったり、サムアップしたり、投げキッスを飛ばしたり、指ハートを作ったりと気持ちを伝えていたが、最後の最後は舞台袖に下がる直前まで手を振り続け、余韻の残すなか、終演を迎えていた。
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※初稿にて松田さんのお話の部分に間違いがありました。お詫びして訂正致します。
※記事内写真は©LAPONE ENTERTAINMENT