特撮映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』(監督:柴﨑貴幸/配給:東映)初日舞台あいさつを五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役の前田拳太郎、神山飛羽真/仮面ライダーセイバー役の内藤秀一郎、五十嵐大二/仮面ライダーライブ役の日向亘、五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ役の井本彩花、ジョージ・狩崎役の濱尾ノリタカ、新堂倫太郎/仮面ライダーブレイズ役の山口貴也、ショッカーの研究員・百瀬龍之介役の中尾明慶、本郷猛/仮面ライダー1号役の藤岡真威人、柴﨑監督が登壇した。
1971年に誕生した仮面ライダーが今年50年を迎え、それを記念して制作。仮面ライダー誕生から100年後の2071年という、3つの時代を戦いの舞台に、仮面ライダーたちが大活躍するものとなっている。
前田がいきなり、決め台詞を“名乗り”のように始めたことからほかのキャストも決め台詞を出して盛り上がるなか、前田は「自分が映画に出ることが想像つきませんでした」と、感激している様子や、硬めのあいさつをする濱尾に山口がイジってツッコミを入れるなど、和気あいあい。
家族をテーマにしているという本作。前田は「家族というものがキーで、『仮面ライダーリバイス』でも五十嵐一輝自身も家族を大切にしていて、その思いを劇場版でも伝えていけたらと思っています。どれだけ時間が経ってもかけがえのないものと出会うことを伝えていけたら」と、思いを伝えた。
本日より公開となり、中尾は仮面ライダーセンチュリーに変身することも明かされた。これに中尾は、「演じているんですよ~!人生初の変身で、芸能生活20年でまさか自分が変身させて頂く思っていなかったんです」と、興奮気味。自身の息子と劇場で見るために試写を観ていないそうだが「楽しみです」と、期待を寄せる。
さらに中尾は、仮面ライダーに変身したことで、「これがきゃーきゃー言われるラストチャンスなんです!ウソでもいいからきゃーと言ってくれれば」といままでの自身のファン層以外からの声が欲しいという“下心”を吐露しだす。そこで司会が自身の家族から熱視線では?と尋ねたが、「息子は喜んでくれてますけど、妻(仲里依紗)はそんな熱い目線はくれないんです」と、実情を苦笑いしながら話していた。
一方、藤岡も変身するということで、「自分が変身する日が来るなんて想像もしていませんでした」と驚いたそう。しかも演じるのは父・藤岡弘、が演じた本郷猛/仮面ライダー1号とあり、「お伺いしたときは、ものすごく衝撃を受けて、父にすぐ報告しました。この節目のときに、仮面ライダーで父が演じた本郷猛役を演じることになって。ファンの方から『いつかなってほしい』というお声を頂いていて、その責任感とかいろんな感情が入りまじって。いま、みなさまの前に経ってえ映画を披露させて頂けるということは感無量です」と、しみじみ。
その撮影へ藤岡は、「とにかく自分がダメにしちゃいけないなと思って。映画に出演すること自体も初めてで、変身ポーズなどあるいみ完成されているものを自分が演じるということで緊張していて」と、プレッシャーがあったそうで、客席に向けて「観て頂いて、感想とかをぜひお聴きしたいです」と、呼びかけた。そんな藤岡を見ながら柴﨑監督は「クランクアップのときに、もう少し撮っていたいな思うような本郷猛でした」と、言わしめる仕上がりにもなっていたようだった。
ほかにも、仮面ライダーが後50年で100周年を迎えるということで、前田は先の未来へ向け自身が仮面ライダーを見てライダーになることを目指したという前置きしっつう「50年後、仮面ライダーを目指して業界を目指したというような、夢をつないでいければいいなと思いました」と、目標を語る。
そして前田から「まさか自分がこんな大勢のファンの方の前でお会いする機会があると思わなかったで、楽しかったです。仮面ライダーの歴史に刻む素晴らしい作品なっています。楽しみにしていてください」と、メッセージを寄せていた。
また、イベント途中からは、内藤が息を切らせて舞台上に駆けつけることに。「世界を救うために頑張ってましたと言おうと思ったんですけど言えなくて(笑)」と、陽気な姿を見せ、イベントに華を添えた。
映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』は公開中!