百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにによる“ももクロ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『ももいろクローバーZ』の年越しイベント『第5回 ももいろ歌合戦』が12月31日から1月1日にかけ、日本武道館で8時間にわたって50組超えの出場で開催された。
以下、公式レポ部分。
「ももいろ歌合戦」は、ももいろクローバーZが毎年大晦日に行う年越しカウントダウンライブで、紅組と白組の2チームに分かれ豪華出演者と共に様々な対決(歌合戦)やコーナー企画を行っており、出演者が歌唱したい楽曲をフル尺で披露することも見どころの一つとなっています。今年は“届け!希望の彼方へ”をテーマに、百田夏菜子&高城れに率いる「白組」と玉井詩織&佐々木彩夏率いる「紅組」に分かれて、2022年の明るい未来へ繋がる数々の華やかなパフォーマンスで日本の大晦日を盛り上げました。
オープニングは2年連続で応援団長を務めた舘ひろしさん出演による、ド派手なガン&バイクアクション満載の本広克行監督演出によるムービーで幕開け。舘ひろしさんが、武道館へ向かうももいろクローバーZを襲う脅威から守り終え、会場前で薔薇の花束を天空へと投げると、シーンとクロスする様に会場にも薔薇の花びらが舞い、本人等が颯爽とステージに登場。舘ひろしさんの開会宣言で、5回目となる大晦日の一大イベントが開幕しました。花柳糸之社中が華麗な踊りでステージを彩ると、総合司会・東京03とももいろクローバーZによる燦爛たるオープニングで火蓋が切られます。
お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武さん率いるココリコ・遠藤章造さん、ネプチューン・堀内健さん、カンニング竹山さんが、ももいろクローバーZと共に白組のトップバッターを飾ると、紅組は毎年ももいろクローバーZの楽曲をカバーすることでモノノフ(ももクロのファン)を沸かせている氣志團が今年は『ピンキージョーンズ』をバンドアレンジでカバーし会場・お茶の間を一気にヒートアップさせ、Twitterでは早速「ピンキージョンズ」がトレンド入りし、最高のスタートを切りました。
次に白組は9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGONが『君は1000%』で華麗なダンスと共に熱唱すると、紅組からは6人組アイドルユニット・超ときめき?宣伝部が最新楽曲『Cupid in LOVE』でファンに笑顔を届け、2組目は同プロダクション、スターダスト同士の熱い対決を繰り広げました。続く白組はシンガーソングライター・Annaが弾き語りを披露し、対する紅組は小学生限定の選抜育成プロジェクトとなるCZ’21が大人顔負けのパフォーマンスを披露し、観客と視聴者を驚愕させました。
白組は、ガールズ・ダンス&ボーカル・グループ・東京女子流が『ストロベリーフロート』を可愛くポップに届け、紅組は昨年の“今年の顔2020”に出演した703号室が、「ABEMA」オリジナルドラマ「ブラックシンデレラ」の主題歌『裸足のシンデレラ』をドラマ映像を交えてバンドパフォーマンス。会場が熱を帯びていく中、白組からはシンガソングライターの尾崎裕哉さんが父・尾崎豊さんの『I LOVE YOU』を光が集められたセンターステージで、優しくも力強く歌い上げると、8人組のガールズアイドルグループ・アップアップガールズ(仮)が元気よくいっぱいにパフォーマンス。
黒い着物姿で登場した塩乃華織さんが『きのくに線』を力強くも繊細に歌唱すると、佐々木彩夏が総合プロデューサーを務め、福島県浪江町を中心に活動しているグループ・浪江女子発組合がデビュー曲『なみえのわ』を気持ちをこめて歌い上げました。パフォーマンス終了後、浪江女子発組合による「かみなり様?!」の掛け声で現れたのは、高木ブーさん・仲本工事さん・ももクロの高城れにさんによるユニット、イナズマこぶたランド。ネタを交え会場を笑いで包みながらも『Diana』を熱唱し、「次行ってみよう!」のセリフで、女性アイドルグループ・私立恵比寿中学がステージイン。来年リリースの7thアルバムから先行配信されている『Anytime, Anywhere』でたくさんの愛を届け、ファンを魅了しました。
その後、女優・永野芽郁からの応援コメント、コーナー振りから、“アニソンヒットメドレー”の狼煙があげられ、2021年に流行した「呪術廻戦」や「東京リベンジャーズ」の主題歌から1980年代に一斉を風靡し現在も新シリーズが絶えない「機動戦士ガンダム」のテーマソングまで、子供から大人まで全世代の胸にささる時空を超えたひとときを演出しました。アニソンシンガー・オーイシマサヨシさんやパンチの効いた歌声が特徴的なファーストサマーウイカさんが参戦する中、俳優の大友康平さんや女優の戸田恵子さん、西川貴教さんといったアーティストも登場。ももいろクローバーZは映画「美少女戦士セーラームーン Eternal」の主題歌『月色Chainon』でエントリー。
さらに百田さんは、魔法少女の衣装を纏い「おジャ魔女どれみ」の名曲を元気よく、可愛らしく歌唱しました。当時のアニメ映像が流れ懐かしさを感じる場面も見られる中、コーナーラストには山野さと子さんが『ドラえもんのうた』を歌い、maoさんとアニソンヒットメドレーに登場した皆さんで『夢をかなえてドラえもん』を歌い上げました。『夢をかなえてドラえもん』を全力で歌う西川貴教さんに、コメント欄は「西川さんのビブラートが凄すぎるw」「西川兄貴だけ声量段違いなんだけどww」「声があり余ってる!」と大盛り上がり。新旧が入り乱れる奇跡のワンシーンを生んだ、ここでしか見られない“アニソンヒットメドレー”は視聴者のボルテージを最高潮に上げたまま幕を下ろしました。
アニソンコーナーを終えると、「#ももいろ歌合戦」がTwitterトレンド1位を獲得。勢いのままに白組はハローキティを含む5体のサンリオキャラクターズとももくろちゃんZがメドレーを可愛さ全開にパフォーマンス。負けじと紅組は15年ぶりに復活したガレッジセール・ゴリさん扮するゴリエがももクロの佐々木彩夏さんとコラボし、『Pecori?Night』を総勢49人のダンサーと共に踊りきり、日本中にエールを送りました。
続けて、声優アーティストの上坂すみれさんがアーティストデビュー時の楽曲『革命的ブロードウェイ主義者同盟』を、オーイシマサヨシさんが「オーイシマサヨシ」名義で発売した初のシングル曲『君じゃなきゃダメみたい』をアコギで弾き語り、原点回帰を思わせる対決を披露しました。
会場には2021年のM-1チャンピオン・錦鯉がサプライズで「こーんにちはー!」と元気よく登場。SNSでは「M-1チャンピオンまで呼んじゃうのか!」「M-1王者キター!」と驚きのコメントが溢れました。そして錦鯉の振りから、さらにビッグサプライズで加山雄三さんが登場。開演前から空白となっていた白組のひと枠にエントリーされ、ももいろクローバーZと共に『旅人よ』を歌い上げます。加山さんが“バーチャル若大将”としての出演することは予告されていたこともあり、視聴者からは「リアル加山さん登場!!」「まさかの本物登場」「なんちゅう豪華の渋滞ぶり!」との声で盛り上がりました。
対する紅組は、ロック界のカリスマ・HYDEさんが『FINAL PIECE』を繊細で美しい歌声で歌唱し、会場・お茶の間をうっとりさせます。続いて、2020年にアーティストデビューを果たしたMORISAKI WINさんがシティポップフレイバーなダンスナンバー『パレード – PARADE』を披露し、曲中にはももクロの『吼えろ』を入れ込む演出も。続く紅組は、「ももいろ歌合戦」常連の松本明子さんが赤いドレスで登場し、『港猫』をセンターステージで熱唱し、ステージを盛り上げました。
その後、毎年恒例となった応援パフォーマンス企画“最強アイドルメドレー2021”に突入。広末涼子さんの『MajiでKoiする5秒前』やBTSの『BUTTER』など不朽の名曲から最新アイドルソングが名を連ね、大人数からなるダンスナンバーや歌声が響き渡るソロ歌唱など、老若男女の心を高鳴らせるシーンを演出します。ももクロを含めたスターダスト プラネット所属のTEAM SHACHIや私立恵比寿中学、そして男性アイドルグループ・BOYS AND MENや、森口博子さん、朝日奈央さん、彩羽真矢さんなどが参戦し、ジャンルやグループの垣根を超えたユニットやコラボでコーナーを盛り上げます。様々なユニットがパフォーマンスする中、いぎなり東北産が『天下一品 ~みちのく革命~ 2020ver.』で最後の曲を勢いよく飾ると、ラストにはコーナー参加者が全員ステージに上がり大団円を迎えました。
東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大投手によるMCを受け、白組からは鮮やかな赤い着物に身を包んだ華原朋美さんが『I’m proud』を華麗に歌唱。続けて田中将大投手が見守る中、田中将大投手の2021年度登場曲となった『吼えろ 2021』をファンキー加藤さんがももいろクローバーZを迎えて力強いメッセージを乗せて歌唱し、日本を勢いづけます。そして白組は、5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが『CITRUS』をキレのあるダンスと透き通ったハイトーンボイスで会場・お茶の間を虜に。「レコ大おめでとうございます!」「出てくれて本当にうれしい」「めちゃくちゃいい歌…」と、2021年日本レコード大賞を受賞した楽曲のフル尺での歌唱を喜ぶ視聴者が続々とコメントしていました。紅組は泉谷しげるさんが『春夏秋冬』を年輪を刻んだ深い声とアコースティックギターの弾き語りで力強く歌い上げ、会場の熱気も高まります。
続いて、青木真也さんと大仁田厚さんによるプロレスコーナーへ。歌合戦なのにプロレスを行うという状況に驚く視聴者もいましたが、「ももクロファンは突然プロレスが始まっても平常運転なのです」と状況を受け止め、楽しむモノノフ(ももクロファン)も。プロレスの実況は清野茂樹アナウンサー、ゲスト解説としてファンキー加藤さん、解説を東京03の豊本明長さんが務め、リングアナウンサー・加藤憲さんの掛け声で、神聖な日本武道館の真ん中にたたずむリングに赤コーナーから有刺鉄線電流爆破バットを持った大仁田さんが登場します。
続いて青コーナーからは青木さんが登場し、試合開始のゴングが鳴り響き、両者均衡する闘いを繰り広げる中、3分が経過した時点で有刺鉄線電流爆破バットに高圧電流が流れ、いつでも大爆破が起きてもおかしくない状態に。痺れを切らした大仁田さんが青木さんを椅子に座らせ、有刺鉄線電流爆破バットを振りかざすと大爆発が起きて青木さんが吹っ飛び、ダウンのカウントが取られ、大仁田さんが勝利を収めました。最後に2人による「1、2、3ファイヤー!」の掛け声で会場と一体となり、大迫力の闘いが終幕を迎えました。
ももクロメンバーにもサプライズとなっていた阪神タイガース・佐藤輝明選手からの応援コメントにメンバーが感銘を受けている中、ゴジーラ久山の寅さんモノマネによる振りで来年の干支である“虎”対決が勃発。白組からはダンス&ボーカルユニット・MAXが『TORA TORA TORA(2019 Mix)』をパフォーマンスし、曲中では来年の干支”虎”にちなんで阪神タイガースのマスコットキャラクター・トラッキーやタイガーマスクなどの虎キャラクター8体がMCの紹介を受けメッセージが書かれたフリップを持って登場。コメント欄は「トラッキー駆り出されてる」「トラッキーさすがの動きw」とまさかの登場に盛り上がっていました。曲の最後には虎キャラクターの持つフリップが裏返され「2022グッ“トラ”ック」のメッセージがステージに浮かび上がる演出もあり、会場も和やかな雰囲気に。
紅組の高橋ジョージさんは、“虎”つながりでTHE 虎舞竜の『ロード』を力強くも哀感のある節で歌い上げます。続く白組は、女優の戸田恵子が『強がり』を自身のソロコンでも歌唱していた百田夏菜子と一緒にデュエットで届けると、紅組はマルチに活躍の場を広げているファーストサマーウイカがソロデビューシングルの『カメレオン』を思いっきりパフォーマンスし会場を沸かせました。
続いてももクロの高城さんが愛してやまない、ウマ娘 プリティーダービーが白組として登場し『うまぴょい伝説』で華麗な出走を決めると、曲の途中から高城さんも登場し、念願のコラボレーションが実現しました。コメント欄では、「れにちゃん頑張れー!」「れにちゃんも同じ衣装うれしい」「れにぴょい!れにぴょい!」と、高城さんへのエールが殺到。会場では声を出してのコールは行うことはできませんでしたが、それ以上の熱気が包みこんでいました。さらに、Twitterでは「#うまぴょい伝説」が日本のトレンドに入り、「楽しそうに歌ってるれにちゃんを見ることできて嬉しい?!」「れにちゃんさすがだし本当に可愛かった」と、夢のコラボを堪能した視聴者のコメントが溢れかえり、最高の盛り上がりを見せました。
続いて紅組の森口博子さんが『ホイッスル』で対抗すると、白組からは2021年10月にアーティストデビューしたゆいかさん(本仮屋ユイカ)がデビュー曲『HAPPY WEEKEND LOVE』を真っ直ぐな歌声で歌唱し、凛々しい印象を残します。そして、毎年恒例となった総合司会の東京03より角田晃広さんが長渕剛さんの『SUPER STAR』をカバーし、ハートフルな歌唱を魅せました。
ピクトグラムになった笑福亭鶴瓶さんが、身体で「ももクロ」を表現するなどの応援コメントを受け、前回の『ももいろ歌合戦』でも話題を呼んだ “今年の顔 2021”のコーナーがスタート。オープニングVTRには、日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の創設者・ひろゆきさんが登場し、スタートコールを放ちました。楽団による東京オリンピック開会式をモチーフにしたゲームやアニメソングの演奏や、ドラえもんの声にそっくりなことで話題となったクレープ屋さんのコロット木村さんによるコールなどの演出に続いて、ピアノの弾き語りをするクレヨンしんちゃんのモノマネがYouTube・TikTokで大バズりしたまなまるがAdoの『うっせぇわ』やももいろクローバーZの楽曲をものまね弾き語りメドレーで届けました。「生でもしんちゃんですごい」「めちゃくちゃうまいのにしんちゃんだから混乱する」とコメント欄も盛り上がります。
続いて、TikTokで大人気のもーりーしゅーと、あたらよ、鈴木鈴木が持ち前の歌唱力を披露し、Saucy Dogがバンドサウンドを届けます。史上最年少童謡歌手として2才11か月でソロアルバム・デビューを果たしたののちゃん(村方乃々佳)が童謡と手あそび歌をメドレーで可愛く披露し、コメント欄では「可愛さの極み」「令和の歌姫が誕生した1年だったな」「心が浄化される…」との声が相次ぎ、会場・お茶の間を穏やかな空気にする場面も。そしてこのコーナー唯一のお笑い芸人としてヒコロヒーさんもエントリーし、中島みゆきさんの「旅人のうた」を披露しました。
圧巻のパフォーマンスが続く中、コラボユニット・しらスタ&虹色侍ずま&松浦航大が『WINDING ROAD』を3人の絶妙なハーモニーで届け、見ている人の心を掴みました。最後に、『SMILE?晴れ渡る空のように?』が流れる中、東京2020オリンピック・パラリンピックに出場し活躍したアスリートが登場。東京オリンピック・パラリンピックを応援しようと2017年から2019年に開催したももクロ夏ライブを一緒に盛り上げてくれた空手・植草歩選手、7人制ラグビー・加納遼大選手、車椅子ラグビー・島川慎一選手、小川仁士選手、中町俊耶選手が会場に駆けつけました。ももクロからの感謝と友情の証として、TEAM DIAMOND FOURのチャンピオンベルトが授与されるセレモニーが行われ、“今年の顔 2021”は華やかなムードで幕を閉じました。
2022年3月に7枚目のアルバムの発売が決定しているサイプレス上野とロベルト吉野が『よっしゃっしゃっす〆』をぶっかまし会場を温めると、岡田将生さんからの応援コメント映像が挟まれ、黄色の花々しいドレスに身を包んだ妃海風さんが淡い紫色のドレスをまとったももクロの玉井さんと共に夢の国メドレーを披露。花柳糸之社中によるバックダンスでステージを彩る中、2人の美しく透き通った歌声が見ている人を心地よい世界へと引きずり込んだ。次にステージに現れた西川貴教さんはミリオンヒット作品の『WHITE BREATH』を持ち前の稲妻ボイスで観客・視聴者に電撃を走らせると、ももクロのライブでもお馴染みの松崎しげるさんが『愛のメモリー』をしっとりと歌い上げます。
興奮さめやらぬ中、初の3DCGライブが開催されるなど飛躍し続けている音楽原作キャラクターラッププロジェクト・ヒプノシスマイクによる、この歌合戦のためだけに作られた『特別応援ラップ』映像が流れ、コメント欄やSNSでは「年末にヒプマイ拝めるとか幸せ」「ヒプマイ相変わらずかっこええね」「来年もいい年にするぞー!っていう元気が出ました!!」と楽しみに待っていたファンの声で盛り上がり、2022年を明るく照らしました。
歌合戦も終盤に差し掛かり、白組はNOKKOが『MOON』をハイトーンボイスで歌い観客を圧倒すると、紅組は両国国技館にてカウントダウンライブ中のさだまさしさんと中継がつながり、『案山子』を心に染み渡る歌声で視聴者を凌駕します。続いて、白組から登場したのは大友康平(HOUND DOG)さんで、『AMBITIOUS』をマイクスタンドを持ち上げるなどロックに歌い上げると、紅組には世界的ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzとももクロの玉井さんと佐々木さんによるコラボステージが展開され、6人の息のあったガチダンスに、「マジかっこいい!鳥肌やばい」「本当に良すぎて感情が追いつかない」とパフォーマンスに圧倒されるコメントが殺到し、さらに「何回山場があるんだこの番組は」と一瞬も見逃せない演出に驚きの声も。
『第5回 ももいろ歌合戦』の最終対決。白組のトリは初出場となる吉田栄作さんの『人生はひとつでも一度じゃない』に加えて、シルエットでしか告知されていなかった謎のユニット・MOAとしてももクロの百田さんと二人で『今を抱きしめて』を熱く歌い上げ、「やばい泣けてくる」「夏菜子ちゃん、優しい、温かい声だ…」「こんなクオリティ高いデュエットは予想してなかった」とコメント欄には感動する声が続々と投稿されました。
対する紅組の大トリとなったのは、同じく初出場の五木ひろしさん。2日前に発表された『契り』を想いのこもった圧巻の美声で熱唱し、コメント欄も「会場の温度が変わった。これがレジェンドか」「雰囲気を一瞬で変える、これが“五木ひろし”」とのコメントで溢れ、聴いている人の胸を強く打つステージを披露しました。年の瀬にふさわしい2人による対決で2021年の歌合戦に終止符を打ちました。
全てのパフォーマンスが終了した後、「ABEMA」の視聴者による投票とSNS投票が集計され、紅組の勝利が決定しました。玉井さんが優勝旗を受け取り、「紅組として参加してくださったアーティストの皆様のおかげで勝てました!紅組初勝利ありがとう!」と勝利のコメントを残し、最後は水前寺清子さんを中心に、ももいろクローバーZと出演ゲストを交えて『三百六十五歩のマーチ』を大合唱。2022年への期待に胸を膨らませるには充分すぎた「第5回 ももいろ歌合戦」は最高のフィナーレを迎えた。
歌合戦終了後、「ももいろクローバーZ 2022 LIVE」がスタート。年末の恒例となった『行くぜっ!怪盗少女』では、今年は加山雄三がAIの“バーチャル若大将”としてコラボする豪華演出を加えて栄えある年越しを迎えました。その後はライブ定番曲『走れ!』で会場と一体となるシーンや、現在好評配信中のももクロ×桃鉄コラボテーマソング『BUTTOBI!』では電車を模した可愛い振り付けでファンを魅了し、最後は冬ライブの人気曲『真冬のサンサンサマータイム』を賑やかに明るくパフォーマンスし、2022年初ライブの幕を閉じました。終演後は「なんだかんだ見続けてしまった!」「面白くて目が離せなかったな」と、8時間の生放送を楽しんだ視聴者からの声が溢れかえりました。
今回、『第5回 ももいろ歌合戦』の舞台裏では、先日サービスが開始した公式ファンプラットフォーム「スタコミュ」で、スターダスト プラネット所属アイドル達が生配信を行い、出演前後の感想を述べたり、舞台衣装を見せたりしてファンと交流しました。ももいろクローバーZのメンバーは「ももいろ歌合戦」終了後に「さだまさしカウントダウン in 国技館」へ向かう移動車中で、「スタコミュ」でアフタートークを行い、年越しのカウントダウンで歌った『行くぜっ!怪盗少女』については「心の準備ができていないまま」「あったという間」にカウントダウンのタイミングがきて、10秒前からカウントダウンしたかったところ6秒前からのカウントダウンになったとの裏話を話しました。
高城さんはウマ娘 プリティーダービーとの『うまぴょい伝説』のコラボステージについて、「幸せだった」と振り返り、玉井さんと佐々木さんは、s**t kingzとのダンスコラボについて楽しさと同時に難しさを話し、舞台袖でも練習をしていたとのエピソードも。そして最後に「第5回 ももいろ歌合戦」に出演したゲストへの感謝を述べ、「スタコミュ」でのアフタートークを締めくくりました。