田原俊彦 還暦記念写真集へ因縁浅からぬFRIDAYからのオファーに“勘弁してくれ!”から思い直したワケとは?「ふんどしを巻くときがちょっと恥ずかしかった」

田原俊彦 還暦記念写真集へ因縁浅からぬFRIDAYからのオファーに“勘弁してくれ!”から思い直したワケとは?「ふんどしを巻くときがちょっと恥ずかしかった」1

 “トシちゃん”の愛称で親しまれている歌手・田原俊彦(60)が27日、東京・講談社内で翌28日に発売する写真集『DOCUMENTARY』(講談社)出版記念記者会見を開催した。

 軽やかなステップを踏み、クルッとターンもキメて会場に姿を見せた田原。「田原俊彦還暦を迎えまして(2月28日の61歳の誕生日までに)最後のイベントになります。全96ページ、撮影は延べ1週間でコンサートの合間に撮影しました。和歌山県のホテル川久さんや、九十九里浜とかいろんなシチュエーションで撮影したので、楽しんでもらえれば!」と、さっそくアピール。

 今回写真集を出すことになったきっかけは、これまで田原の数々のスクープも出してきた因縁浅くない『FRIDAY』チーム側からオファーだったという。「“勘弁してくれ!”と、思いました。ちょいちょい友人の女性と撮られて、いい加減にしろよと思っていました……最初は」という心情だったが、思い直した。「『FRIDAY』で撮られた写真は、悪意があるというか、足を引っ張るようなものでもなかった。20代、30代と撮られまくったけど、逆に面白いのではと思ったんです」と笑い、遊び心のような気持ちから受けたという。

 写真集ができあがってみて「96ページですけど、重厚感のあるいろんな場面の田原俊彦を表現できて、納得しています」と、会心の出来といい、お気に入りは「“スマイル!”な僕を選んでみました」とも語った。

 会見には、本作を撮影したカメラマン・下村一喜氏も来場。田原のことを“王子”と呼ぶほど慕っており、撮影でも「惚れちゃってぽーっとしちゃうから、そうならないようにと律しながらでした」と笑いつつ、「パッパッパと撮っていくんですけど、1枚目からキマっているので、セレクトする写真で使えない写真がなくて、すべて完璧だった!」と、使えるカットが多すぎて悩んだのだとか。そんなカットが詰まっているだけに、下村氏はこの写真集の点数を「100点満点でいったら7億点! 私の代表作です!!」と、飛び抜けた出来になったそうだ。

 続けて、「こんな写真ばかりではないです」と、自身の後ろにあった赤いふんどし一丁のパネルを指さす田原。記者から「恥ずかしくなかった?」との質問には、「ふんどしを巻くときがちょっと恥ずかしかったですね。スタイリストが女性だったので」と、説明。撮影中は「お尻そんなに見せていいのか!?」と戸惑いもあったというが出来を見て「良い体してるな俺って」と、うっとりしたそうだ。

 そして「まさか自分がこんな年齢になるまで、“ジ・アイドル”を継続してやっているとは想像できなかった。(歌手デビュー楽曲)『哀愁でいと』から今年で43年目に突入するけど、“この世界で生きていくぞ!”と、心に誓ってからいろんな時期もあって……。でも、いまもこうして現役バリバリでファンのみなさんとつながり、交流ができて」と話しつつ、「それとなぜ、いま体がキープできているのは自分でも謎だけど、“田原俊彦”という職業をずっとやってきたからこうなんだろうなって」。そんな感慨とともに、「現在の田原俊彦の姿を焼き付けてくれたらなと思いました」と、写真集への思いを伝えた。

 写真集『DOCUMENTARY』は6600円(税込)で28日より発売!

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