劇場版アニメ『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』(監督:グレッグ・ティアナン、コンラッド・ヴァーノン/配給:パルコ ユニバーサル映画)公開記念舞台あいさつが29日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開かれモーティシア役・杏(35)、ゴメズ役・生瀬勝久(61)、フェスター役でお笑いトリオ『ロバート』秋山竜次(43)が登壇し、司会はタレント・LiLiCo(51)が務めた。
世界的知名度のある『アダムス・ファミリー』の劇場版アニメ最新作。思春期を迎え、家族の食卓に顔を見せない長女ウェンズデーを心配したゴメズが、妻のモーティシア、ウェンズデー、パグズリー、フェスターおじさん、執事のラーチ、ハンドとペットのキティを連れて、家族の絆を深めるドライブ旅行を敢行!その道中が平穏無事なはずもなく、愉快な騒動を巻き起こり……。
生瀬はアフレコへ、「口を合わせるのが苦労しました。録音というか吹き替え作業しているときに体も動いて作業しました」と大変なものだったという。
秋山は「僕結構出てます。ですから革ジャンで来ました」と、気合を入れてきたという。さらに、ずっと役作り(?)にも励んでいたといい「前よりも体を寄せて、1年間で5、6キロいきました。顔つきもだいぶ寄せましたよ。フェスタの顔を作るために。いま革ジャンがはちきれそうです」と、増量したのだとか。
ちなみに、秋山の重さについて杏は「さっき0.1トンといってましたね」というと生瀬は「竜次は100キロいったんだね」と、なぜか竜次呼びしだし、秋山も興が乗ったのか「あっ、竜次です」と、乗っかりだし場内を和ませた。
作品にかけて反抗期はあったとの質問に、杏は「15歳からお仕事をしていたので、社会との風通しがいい感じで」と思春期のころになかったそうだが「いま遅れ馳せの反抗期なんです。いままで1度も髪を染めたことがないんですけど染めてみたいと思ってて」と、願望があるのだとか。すると秋山が「杏さんがコンビニ前にたむろっていたりとかしたらそこ行きますよ!」と、オススメしてみたり、生瀬も「こういう舞台あいさつで『別に……』と言ったりしてみたら」と、本格的な反抗の道を示してみたりすることも。
ここで秋山は自身の少年時代の反抗期として母親に口うるさく言われたり「カレーが薄い、コクがほしいのに」「シチューも牛乳が少ない」などといったことからトイレの壁を殴りそれがいまだに残っていることなどを披露。そこから旅の思い出を披露することになった際には、小学6年生の修学旅行のバスで隣のクラスメートに向かって吐いてしまいいまだにそのクラスメートからネタとして言われるという話も明かした。
その旅行の話題で杏は「トラウマじゃないですけど……」と切り出す。こちらは海外旅行の前にパスポートなどをコピーをとっているそうだが、いざ出発と家を出ようとした瞬間にコピー機のところにパスポートが残っていたことを発見し「全身から冷や汗が出ました」との体験も語っていた。
ほかにも、自分の普通じゃない、個性的と感じている部分はという話題が振られる。これに杏は「どうやら背が高いらしいみたいなんです。逆に、そこが個性になっているのかなって。普段、実感してないんですけど、写真を見ると結構大きいじゃんって」と、感じていることを話したり、秋山は「尿管結石でネックレス作りました。杏さんはそれを唯一近い距離で見てくれた女優さんです。世界に1つだけの宝石です」と、驚きのエピソードを。
生瀬にいたっては、「冠婚葬祭に行かない」といい、「結婚式に行ったら、別れるし、お葬式に行ったら話がしたい本人がいないから、残った人で何をしたらいいんでしょうか」と、持論を展開しこれに2人は困惑の反応を示していた。
そして最後に1人ずつメッセージを寄せることとなったが、秋山は本イベントが全国劇場で中継もされているということで、その劇場にいる人へ向けて濃い目に声をかけたり、杏から「観終わってきょう楽しかったことこんあところが良かったようということをいろんな方に広めて頂ければ」と、まとめていた。
劇場版アニメ『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』はTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほかにて全国ロードショー中!
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