俳優・大島優子（33）が17日、東京・TOHO シネマズ 六本木ヒルズで映画『とんび』（監督：瀬々敬久／配給：KADOKAWA イオンエンターテイメント）完成披露舞台あいさつに俳優・阿部寛（57）、ダンスロックバンド『DISH//』北村匠海（24）薬師丸ひろ子57）、杏（35）、安田顕（48）、麻生久美子（43）、瀬々敬久監督（61）とともに登壇した。
作家・重松清の同名小説が原作で初映画化。幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描いており、主人公の破天荒ながら愛すべき父・ヤスこと市川安男役をを阿部、ヤスの息子でアキラこと市川旭役を北村が演じることとなる。
大島は「2020年12月ごろに撮影していて、とても寒い時期でしたが、その記憶として阿部寛さんが裸足に下駄で走り回っていたということが、すぐに蘇ってきます」と、情景が浮かぶそう。
大島はヤスの幼馴染で安田演じる照雲の妻・幸恵役を演じる。幸恵はアキラを息子のような存在として認識しているということもあって、「息子のようにかわいがっていたアキラが、きょうは北村匠海だと思って！映画では全然違う姿なので、豪華な共演者と並んでいること嬉しく思います」と、晴れ舞台に息子が立っているような気分といい、北村も照れ笑いだった。
自身の役作りとしては、「照雲さんが笑えば笑うし、叫べば一緒に叫ぶという、ピンクの洋服を着た夫婦みたいな感じでした。みんなを盛り上げる夫婦みたいな役どころとして生きていました」と、振り返る。
そんな大島が撮影現場で「いつも阿部さんにハッとさせられたんです。あんなことするんだ！？こんなことするんだ！？って」と注目していたという。なかでも酒場のシーンで阿部が酒を噴き出すそうだが、そのお酒について、「阿部さんはそのお酒を自分で買ってきていたっぽいんですよね」と、裏話を披露。
これに阿部も「ちょうど現場の近くにお酒屋さんがあって、このお店の中で1番アルコール度数高いやつをと聞いたら、1つは90度、もう1つは70度とあって買わせてもらって。ブレンドしてやりました（笑）」と、エピソード続いて話したが、大島は「それを隅でコソコソ入れているんですよ！」と、さらに感心してて見ていたそうだ。
作品にちなんで、登壇キャストの家族写真を公開するコーナーも開催。大島は、父親とスキューバダイビングをする写真を披露。スクリーンに映し出されたということで「父も銀幕デビューできて喜んでると思います」と親孝行になったと話し、「趣味も一緒でゴルフをやったり、スキューバをやったりして。スキューバは60代になってから初めたんです、私がやっているので一緒にということで。生きているうちに、やれることはやろうというのですごく活発です」と、楽しげに家族の話を展開していた。
映画『とんび』は4月8日より全国公開予定！
※大島優子過去記事
・大島優子「1つの出会いが私の中で大きかった」！今年は「結婚」とともに「人に対する思いやりを感じた年だった」やマイペースな沈黙に場内和ませる
・大島優子 林遣都と結婚後初公の場で大沢たかおから「こういうことになったんだなって、すごくテンション低いんです」なイジりにタジタジ！三池崇史監督から「林遣都になりたい」
・大島優子 大沢たかおに「心がキュン」とした瞬間！赤楚衛二 寺田心から「ずっといたずらされてました！」告白で和気あいあいや三池崇史監督からは“お詫び”＆称賛
阿部の仕込みを見たと再現