アイドルグループ『SixTONES』ジェシー(25)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木で映画『SING/シング:ネクストステージ』(監督・脚本:ガース・ジェニングス/配給:東宝東和)公開記念初日舞台あいさつに俳優・内村光良(57)、『スキマスイッチ』大橋卓弥(43)、『トレンディエンジェル』斎藤司(43)、大地真央(66)、アイナ・ジ・エンド(27)、声優・田中真弓、木村昴、振付師のakane氏とともに登場した。
2017年に公開され人気を博した動物たちをモチーフにした3Dアニメーション『SING/シング』最新作。前作で自分の殻を破って人生を変えるチャンスを掴んだ仲間たちが、さらに大きな夢に向かってスケールアップして大奮闘を繰り広げる。お互いのウィークポイントをカバーし、夢に向かって一歩、また一歩と力を合わせて困難を乗り越えていく。
ジェシーは本作からの新キャストでアイス屋の紳士的な青年ゾウ・アルフォンゾの日本語吹き替えを担当。アルフォンゾはMISIAが声を当てる歌唱力抜群のシャイな女の子ゾウ・ミーナに一目ぼれされるという役どころとなっている。
ジェシーは第一声から「アルフォンゾ役をやらせて頂きましたアルフォンゾです!」と“舌好調”だったが、場内にはポカーンといった雰囲気になりかける。すると「すべったゾ~ウ~~」と腕をゾウの鼻のように振り回すアクションの強心臓ぶりを披露し、場内の空気を盛り上げに一役買うことに。
さらに、この日は緑のジャケットにパンツ姿だったが、これも狙いがあるようで「出演は短い時間でしたけど、何か印象に残ればいいなと思って、きょうも短いですけどなにか印象に残ればと思って緑の衣装を着ました」と明かしたり、斎藤が会場にジェシーのうちわを持っているファンを見て取って自身のことを「本名はジェシーと言いまして」と言い出すとジェシーも思わず「本当ですか!(笑)」と、乗っかっていた。
作品には音楽が不可欠ということにかけて、自分の人生で不可欠なものはという質問が。大橋と斎藤が音楽ということに続けてか、「僕はMUSICです」と乗っかろうとしたが、会場の雰囲気を見て取って「もう1つ香水!」と挙げる。これは「いい匂いを溢れ出したい。ずっと香水になりたいです」と話していたが、内村が歌手・瑛太の楽曲である「『香水』ってこと?」と振ると、ジェシーはそれにもポーズを披露しながら乗っかり切り、内村らは「へこたれないとこだよね!(笑)」と、折れずに話題を拾うジェシーを称えれば、ジェシーも「折れない心です」と、うなずいていた。
続けて、キャストのみんなの中で役とギャップがある人はという質問が。これに、ジェシーはいきなり「ギャッ○ですか」(○の部分は舌を巻いて“プ”と破裂させる、以下○は同様)として笑いを誘いつつ、「アイナ・ジ・エンドさんですね。役の中では弾けているのでギャッ○がすごいですね。いまより弾けてますね」と、アピール。
一方、akane氏からはジェシーにギャップを感じたといい、「えっ!?ジェシーさんというくらいビックリしました」というと、ジェシーも思わず、ニヤリとしながら「ぜひみなさんご期待ください!」と、声を弾ませていた。
また、本作というとロックバンド『B’z』の稲葉浩志がロック歌手のライオンであるクレイ・キャロウェイジェシー役として出演している。このことを聞いたときの感想を求められたジェシーは「口がポカーンってなりました。クライマックスシーンでしたけど、歌うときのギャップがすごくて、2回楽しめるんです。声優って面白いなって。声優初参戦でしたけどご一緒できるお仕事があればやりたいですね」と、ここは“ギャッ○”ではなくちゃんとギャップと発音する真面目なコメントとなり、その興奮度合いを窺わせていた。
そしてジェシーから「大人から子供まで好きになってもらえる作品だと思います。広げてもらえれば」と、アピールしていた。
その後、記念撮影の際には、自身の身長で後列のキャストにかぶってしまっているのを見て取って、誰に言われるでもなく自然にかがんで気遣いを見せたり、場内に流れる楽曲を口ずさんでリズムをとる様子を見せたりとイベントを楽しむ様子を見せていた。
映画『SING/シング:ネクストステージ』は全国ロードショー中!
※ジェシー過去記事
・SixTONESサプライズで「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」上映後にパフォーマンス!ジェシー「スパイダーマンのように6人の糸が切れないように世界中を」【原稿ロングめ】
・ジェシー SixTONES内で「僕はバラエティーで……」から舞台主演の思い出!“相棒”寺脇康文から「華があって役に対して真面目」に笑顔や一緒にM-1グランプリ目指す!?
・ジェシー「また違ったジェシーが出せている」発言通り“1人2役”のような熱演!「声帯6個ぐらいほしい」に見る変幻自在の声色も【ゲネプロ記事】