次世代俳優発掘オーディション『NTTぷらら presents ホリプロネクスト produced by 美男子図鑑』決選大会が19日、都内で開催。埼玉県出身の石原颯也(いしはら・そうや、12)さんがグランプリに輝いた。
地域密着型メディア『美少女図鑑』が展開している“美男子”を輩出する新プロジェクト『美男子図鑑』と大手芸能事務所のホリプロがタッグを組んだオーディション。5000人以上の応募のなかから、書類審査、1次面接、2次公開審査、3次合宿審査を経てファイナリスト8人が決選大会に臨んだ。
“ハンバーグ師匠”ことお笑いコンビ『スピードワゴン』の井戸田潤が司会を務めるなか、俳優で演出家・池田テツヒロ氏、コレオグラファー・竹中夏海氏、放送作家で演出家・倉本美津留氏、バレエダンサー・宮尾俊太郎氏、モデルで女優・佐野ひなこもこの模様を見守るなかでのものとなった。
終了後には石原さんが会見「グランプリに選んでいただきました。グランプリの石原颯也です。よろしくお願いします!」と、元気よくあいさつ。
グランプリとなり喜びはまず「隣で支えてくれたお母さんとお父さんに。まず感謝を伝えたいです。自分がここにいられるのもお父さん、お母さんのおかげなので」と、笑みを浮かべる。
オーディション参加のきっかけは母親が勧めてくれたからだそうだが、参加を強く意識したのは2020年8月から9月にかけてのSky presents ミュージカル『スクールオブロック』が中止になってしまったからだそう。その生徒役に合格していたそうだが、「ミュージカルが中止になってしまって。悔しいなと思ってこのオーディションに参加させていただきました」という気持ちがあったという。
どんな活動をしたいのかへ、「もともと歌が大好きで、歌手になりたいと思っていました。ですが、いろんな方の演技を見ていると俳優になりたいと思ってきて。自分の夢としては俳優もやりつつ、歌うこともできる俳優さんになりたいなと思います」と夢が広がったそう。具体的には、「竹内涼真さんのような、演技もできてミュージカルでも歌うことができるようなマルチな俳優さんに憧れています」と、目標も掲げた。
審査では華麗なピアノと歌を披露もした。この下地としては「歌のレッスンとかはほとんどしてなくて、合宿審査で習いましたがほぼ独学です。ピアノの方はさすがに独学ではなくて、5歳のころから先生に教えてもらっています」と、明かすことも。さらに、「学校の音楽の授業で、歌うということはありました」といい、記者から「授業のとき『うまいね!』と、言われなかった?」との質問が飛ぶと、「言われました(笑)。それを言ってくれたときが嬉しくて」と、活動の原動力にもつながったようだ。
ほかにもゲームが好きということや、芸能人で誰かに似ている?との質問には「嵐の相葉雅紀さんに似ていると言われました。嬉しかったです。相葉さん格好いいので。歌が好きで憧れだったので」と、声を弾ませていた。
そして、「これからは、みなさんに『日本のすごい俳優は誰?』という質問になったら、口をそろえて、石原颯也と言ってもらえるような俳優にと思っています!」と、胸を膨らませていた。