俳優のリリー・フランキー(58)、今田美桜(25)が5日、東京・六本木ヒルズ大屋根プラザで『キリンウイスキー 陸』新発売記念発表会に登場した。
ウイスキー『キリンウイスキー 陸』の中味・パッケージがリニューアルされ5日より全国発売。これにあわせて本日登壇の2人を起用した新TVCM『ウイスキーが好きになる』篇(15、30秒)とWEB限定の『おいしさの秘密』篇(30秒)を制作したことからゲストとなった。
CM衣装で登場した2人。リリーは「昆虫博士みたいな感じです」と笑ったり、今田は「お酒のCMは初めてで本当に嬉しかったです」と、起用への喜びを。
CMの撮影へ、今田は「陸を飲みながらでリリーさんが気さくに話してくれて」と雰囲気を話すと、リリーは、今田へ「今田さんとは初めてご一緒しましたが、こんな素敵な女性と一緒に飲めて。お若いのに素晴らしい女性というか、可愛らしくて、行儀のいいというか、礼節の在る方のなのですごく身もちよくて」と、いい気分で行えたよう。
さらにリリーは、今田とのエピソードへ「打ち合わせのときに、俺が脱ぎ散らかした服があるなかの楽屋に来てくださって、打ち合わせが終わって『ありがとうございます。お暇(いとま)いたします』と言われて。そんな事言われる20代います?(笑)それはお酒も進みますよ!」と、たたえていた。
乾杯も行い、飲んでみて今田は「爽やかな香りがして」と笑みを浮かべると、リリーも「ソーダで割っても香りが楽しめますし、いい気分になりますよね」と、うなずきつつ、「僕の先輩でも同年代の若い方でも凄くマッチする万能なウイスキーですよ」と、アピール。
製品のパッケージへは、今田が「女性も手に取りやすいようなパッケージだと思いました」と、デザインの感想を伝えれば、リリーは「女性の家にウイスキーが置いてあったときに、このラベルこのこの家に合わないなと思ったりするんですけど、『陸』は女の子の部屋にあっても、バーでもバランスよく馴染むのでは」と、自身が感じたことも伝える。さらにリリーは「金で印刷するのもお金がかかりますし、そういうところも贅を尽くしていると思いますよ」と、ポイントも挙げていた。
イベントでは、2人それぞれのオススメの飲み方も紹介。リリーはロックで、今田はリリーが目の前で細かく指導するなかソーダ割りを作ることに。リリーは「こういうことやると親父が嫌われるんですよ」と苦笑いしていたが、実際に作り上げた今田としては「自分の作るものはより一層美味しく感じますし、マドラーを浸かったり作る過程も楽しいなと思いました」と、いい経験になったようだった。
その後、フリップトークになった際に、リリーは今田の字体を褒めるなど、今田をたびたび笑顔にしていたが、「ウイスキーが1番いいのはね、ほかのお酒は自分のペースで飲むけど、ウイスキーはウイスキーのペースに合わせないといけないんです。ガボガボ飲めない。(ウイスキーが)見張っているって感じかな」というと、今田は「格好良すぎる!」と、思わず声のトーンもあがっていたが、リリーは「意外とおやじくさいのにハマりましたね」と言いつつ嬉しそうにほほ笑んでいた。
そんなイベントの最後に、リリーは「さっきCMのあがりを観て、ここからこのコマーシャルがどう発展していくか想像がついたんですよ」と意味深発言が飛び出す。この真意へ「美桜ちゃんが残って、次は違うオヤジになってると。美桜さんを残していろいろ変わっていくことになるぞと。肌感覚で」と、言い出し今田が焦って「ダメです!」と、おさえることに。
しかし、リリーは止まらず、「このパターンで俺が3回残るの想像できます?今田さんがウイスキーのことを語るようになったら、そのお友達とか。俺よりも詳しいとなったらタモリさんが出てくるかもしれないですし……そうなってもほほえましくCM観ますよ」と言い出し、今田をはじめ司会らまで大焦りをさせていた。