お笑いコンビ『ぺこぱ』のシュウペイ（34）と松陰寺太勇（38）、俳優・伊原六花（22）、タレント・景井ひな（23）が14日、都内で『Simeji presents 「逆新入社員研修」発表会』に登場した。
アプリ『Simeji』ユーザーへアプリ上でアンケート調査を敢行。『ぺこぱ』は、コンビ結成前はバイト先の上司部下の関係性だったことからゲストに。そんな『ぺこぱ』へ1990年後半から2000年代に生まれたZ世代の新入社員の考え方を、学んでもらいコミュニケーションのきっかけになってほしいとうことからゲストと鳴った。
普段からスーツの2人だが、シュウペイは普段している蝶ネクタイではなく、ネクタイを締めてのものとなり、「企業の方よろしくおねがいします！」とあいさつすることも。
Z世代とコミュニケーションをとれている？との質問に、シュウペイは「トピックが合わないときがあるので、はやりとかを教えてもらったりして」と馴染もうとしているといえば、松陰寺は「どこを話しかけていいか分からなかったです」と、戸惑いがあるとも。
続けて、2人のバイト時代の話に。松陰寺が「鳥よし道玄坂店で働いていたら、入ってきたのがシュウペイで皿をこんな感じて洗ってて」と、荒ぶるように首を振りまくる行動で、シュウペイから「それ松陰寺さんでしょ！（笑）」とツッコミを受けつつ、「フリーターと聞いていたので初めて会ったときに、何かなりたいものを聞いたときに、『伝説に残したいですオイッス』と言って。チャラいなーと思って（笑）。そこで面白いなと思って初めて会った日からコンビ組もうと誘いました」と、コンビ結成秘話の話につながっているそう。
そのバイト時代の松陰寺について、シュウペイは「深夜の夜勤帯に入ってくるレアな人で、それで楽しいなと思って。4歳差あるんですけど、フラットにしていくれて。この人とならうまくいくんじゃないかなって……」と良い感じのコメントをしたかと思いきや、その最後に「ということは思いませんでした」と言い出し、松陰寺は「いいこと言ってくれると思った気持ちを返してくれよ！」と、2人でずっこけのリアクションをとったが、伊原＆景井はポカーンという感じで松陰寺は「ドタドタもZ世代には響かなかった」と、しみじみ。
そんな『ぺこぱ』にZ世代の理解を深めてもらおうと、同アプリでアンケートをとった上司にしたい有名人ランキングが発表。
1位・はじめしゃちょー、2位・HIKAKIN、3位・水卜麻美、4位・ムロツヨシ、5位・マツコデラックス、6位・櫻井翔、7位・ひろゆき（西村博之）、8位・指原莉乃、9位・新庄健志、10位・J.Y. Park
という結果となったが。シュウペイは伊原に「J.Y. Parkの下で働きたい？」と尋ねると、伊原は「踊ります！」とアピールしたり、松陰寺は「1位と2位の方はユーチューバなので響いているのかなって思いましたね。アントニオ猪木さんにビンタされたことない人たちばかりですね。芸人さん入ってないですねそこは寂しい」と、隔世の感を感じている姿を見せていた。
さらに、上司への定型文を作成するコーナーへ。1つ目は寝坊の定型文となり、『すいません！絶対に寝坊しないようにスーツを着たまま寝たら夢の中で出勤してて仕事が楽しくて起きられませんでした！』（シュウペイ）、『いーや寝坊はしてしまったかもしれないけど、寝不足のまま出勤するより仕事の効率は上がる可能性はある！！今からの仕事を見ていてください』（松陰寺）との回答で会場を笑いに包む。
続けて、飲み会に誘われたときに断りたいときの上司への定型文案のコーナーへ。その際に、松陰寺は「まずは飲み会に来てほしいけどね」と、寂しげにぼやくなかでスタート。『先輩すいません！アメリカでチャレンジする親友の見送りに行かないと活けないんですが見送りに行かないといけないんですが見送ったらすぐ行きます！来なかったら僕もアメリカに行ったと思ってください』（シュウペイ）、『いーや すみません！今日行けないんです！って言ってる僕の目をみてください！行きたい気持ちは溢れんばかりにあるんです』（松陰寺）とネタを披露していた。
記者からは、春にはじめたいことは？という質問があり、シュウペイは「豆苗を育てていて、すぐ食べれたりするんです。今後いろんな家庭菜園というかで始めたいと思って」といえば松陰寺は「『ONE PIECE』を読み始めました。めちゃくちゃその話をみんなしていてはついていけなくて寂しくて。いま2巻ですが、ゾロが出てきてかっけーなと思って」と、チャレンジしているのだとか。
新生活を送る方へのアドバイスを求めると、シュウペイは「しんどかったら友達にグチを話すのと、新しいことにはチャレンジしてほしいです」と真面目に話し、自身としては、「毎年趣味を多くしていて。去年も水上バイクの免許を取って、それが実現したりしてて」とのこと。松陰寺は「新社会人の方に、この飲み会無駄だなと思ったら早めに見切りをつけてください。たとえば人の悪口しか言わない飲み会とか」と呼びかけつつ、どうやって切り上げるのかへは「何の予定もなくても、『あした早いので』というので」とちゃんとアピールもしていた。
ほかにも、今後したい仕事へシュウペイは「映画に出たい」、松陰寺は「本格アルバムを出したい。あと刀鍛冶の仕事をしてみたい」。芸能界で過ごしていくなかで時を戻したくなるような出来事は？との問に、松陰寺は「佐々木朗希さんに2年前にインタビューをしたときに、めちゃくちゃ俺の化粧が汚かったのでそこは綺麗にメイクしてやりたかった」と無念さを口にすると、シュウペイは「番組で母親と漫才してめっちゃ滑って。母とウケる漫才したくて」と願望を口にしていた。
そしてシュウペイから「まだまだ僕らも若いなと思っていましたが、Z世代と違う考えもあって教えて頂けて嬉しく思いました」と感想を伝えると、松陰寺は「Z世代の考え方を聞けたので、今後は積極的にZ世代に行きたいと思います」と言いつつ、「世代は川だ！超えられる」と名言のような雰囲気とニュアンスで話したが、シュウペイが「そこから？」と、ツッコんでわちゃわちゃと楽しげな姿を見せていた。
アグレッシブな皿洗いをしていたという
「気持ちを返してくれよ！」とツッコむ
