俳優・山崎賢人(23)、新井浩文(38)が18日、東京・新宿ピカデリーで映画『斉木楠雄のΨ難』(脚本・監督:福田雄一/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース)大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。
漫画家・麻生周一氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中のコミックス累計500万部超えの同名作が原作。とんでもない超能力を持ちながらもそれを隠して過ごしている高校生・斉木楠雄(山崎)。その斉木が通う高校の文化祭が、まさかの地球滅亡の危機がかかった事態へと発展していく……。
斉木の髪に合わせたようなピンク色の上着を羽織って現れた山崎。会場のほとんどが2回目以上というヘビーユーザーのなか山崎は手を振りながら、「公開から1ヶ月経った今もこうして観に来てくださって、最後の舞台あいさつということでたくさんしゃべれたらいいなと思っています」と、ニッコリ。
周囲の反響については、山崎は「本当はあんまりないですね」と、そこまでメッセージをもらうことはないそうだが、「楠雄のポスターの前で写真を撮ったものを送ってくれることはあります」と、どちらかというと写真で報告されるそうで、新井も笑いながらうなずくことも。
さらに、山崎について、新井は「笑いの防御力が強くて、意外と我慢していたらしいんです」と明かしていたが、そのエピソードを証明するかのように山崎は、本作の見どころの1つで、「賀来賢人さんがやられているキャラクターとのシーンで、すごい接近戦なんです。斉木楠雄は笑わないというキャラクターなんですが、よく見ると口元がヒクッとなるんです」ということも起こっていたのだとか。
イベント終盤には麻生氏から2人に当てたメッセージが。麻生氏から「斉木にしておくのがもったいないくらいのおもしろポテンシャルを感じました。今度は笑わせる役を」と言われたことが嬉しかったそうで、「やってみたいな」と、今後も笑えるキャラクターを演じることへ意欲を。しかも、麻生氏から2人を描いた色紙もプレゼントされたのだが、こちらは1枚しかなく新井は「なんで1枚なんだよ!これ山崎くんのじゃん!」と、ツッコミを入れ沸かせていた。
最後に山崎から「今回、作品でいままでの自分をいい意味でというか、そういうなんていうか殻といいますか一面というかを見せれたと思いますので。本当に転機のような作品ですので、たくさんの方に観て頂いて嬉しく思います。笑って幸せになるのが1番だなと思いますのでこれからも広めて頂けたら!」と呼びかけ、来たとき同様手を振りながらその場を後にした。
映画『斉木楠雄のΨ難』は大ヒット上映中!