『新しい地図』草なぎ剛(47)が『第59回ギャラクシー賞』のテレビ部門個人賞を受賞したことが28日、発表となった。
『ギャラクシー賞』は、テレビ、ラジオの番組、関係者といった放送文化の発展と向上に貢献した番組や個人、団体等を称える賞として放送批評懇談会が毎年開催。毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間と定め、賞を選び出している。草なぎは大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)の徳川慶喜の演技でテレビ部門個人賞を受賞となった。
放送批評懇談会側の選評として「実力派俳優として評価の高い草なぎ剛さん。2021年はNHK大河ドラマ『青天を衝け』で、強く心に残る徳川慶喜像を見せてくれました。内面が滲み出る表情や静かに抑制された台詞など、草なぎさんの繊細な演技により、これまで光を当てられることが少なかった謎多き江戸幕府最後の将軍がひとりの人間として立ち上がりました。『慶喜はこういう人だったのかも』と思わせ、後世に残る徳川慶喜像を作り上げた見事な表現力に敬意を表し、個人賞を贈ります」としている。
なお、各部門の大賞、優秀賞、選奨は、6月1日(水)に開催の贈賞式で決定、発表。この模様は新型コロナウイルス感染症の影響により、無観客で執り行い、放送批評懇談会YouTube公式チャンネルにて同日午後3時からライブ配信する予定としている。