アイドルグループ『嵐』の二宮和也(38)が20日より全国オンエアされる“パズドラ”ことパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』新TVCM『国会でパズドラ/演説』篇、『国会でパズドラ/魔法石』篇に登場する。
「パズドラでもっと明るい日本を」と政治の世界を志し、“パズドラ党”を立ち上げ初当選を果たした二宮を追ったCMシリーズ最新作。国会デビューを迎えた二宮の晴れ舞台にスポットを当てている。
『演説』篇では、 国会の演壇に立ちスピーチする機会を得た二宮が、嘲笑を恐れず、立ち上げたばかりの“パズドラ党”の党首として、「日本をもっと楽しくしたい」と熱弁を振るう。そんな中、演説に集中していない議員を見つけた二宮は「はいそこ!寝ない!」と大きな声で叱責。その居眠りしていたと思われる議員が実はパズドラをプレイしていたことを知ると、「ならOKだよ♪」とあっさり了承。さらに15コンボしたことを聞かされ、すっかり友だち気分になった二宮は「すごい!上手!大好き!」とパズドラの話題に夢中になり、野次を飛ばしていた議員たちにも拍手を求め、議場の空気をひとつにまとめる。
『魔法石』篇では、日頃の感謝を込め、国民の皆(パズドラのプレイヤー)に「魔法石159個」をプレゼントしたいと国会の演壇でスピーチする二宮。この“景気のいい話”にどよめく議員たち。話に集中していない議員の姿を見つけた二宮は、居眠りをせずしっかり聞くよう厳しい態度で促す。しかし、こっそりパズドラをプレイしていたことを聞かされると、自身の立場を忘れて「ならOKだよ♪」と簡単に認めることに。さらに魔法石をゲットしたと別の議員が報告すると、二宮はわがことのように喜びの表情を見せ、ほかの議員たちにもパズドラをプレイするよう勧める。
撮影で演説シーンの撮影が始まると、二宮はしっかり声を張っていたが、居眠りしている議員を注意する場面の撮影に移り、「はいそこ!寝ない!」と広いスタジオ全体に響く大きな声でセリフを発した後、「これ以上(声の大きさを)上げると、あとが大変になるな~」と、苦笑いを浮かべる様子も。
シリアスなムードから一転してフレンドリーな性格に“キャラ変”するシーンは、ストーリーで最も重要なポイントということもあり、監督はもちろん、実際に演じる二宮自身もセリフのトーンや声の大きさについて試行錯誤しながらの撮影に。できるだけ軽いトーンのセリフや力の抜けた表情でギャップの大きさを際立たせながらも、全体の流れを不自然に途切れさせないようにと、二宮は緩急を織り交ぜながらさまざまなバリエーションの演技を披露。ディスカッションしながらの撮影が続く中、二宮がそれまでにない雰囲気で「ならOKだよ♪」と発すると、監督は閃いたように「それでいきましょう!」とOKをだしていた。
賛同の意見や拍手を求めるシーンでは「(手振りが大きいと)あおり過ぎてるように見えるから、もう少し抑えてこんな感じでは?」と、実演を交えながら監督との打ち合わせを続けていた。
TVCM撮影当日は、パズドラの全ユーザーにプレゼントを贈るため二宮が難題に挑戦するWEB動画撮影も敢行。パズドラシリーズの山本プロデューサーとの和やかなトークからスタートした収録では、「(党首として)2期目も当選できるように頑張ります(笑)」と意気込みを語る一幕も。チャレンジ企画の設定が超高難度な内容であることを告げられた二宮は「ルールは簡単だけど、レベルは簡単じゃないですよね?(笑)」と苦笑いしながらも、豪華プレゼントを獲得するため、全ての条件を受け入れパズドラのチャレンジに臨む姿を見せていた。
撮影後に、二宮へインタビューが行われた。以下、主なやり取り。
――スケールの大きな美術セットを使用して新TVCM撮影を行った感想をお聞かせください。
二宮:すごいデカいセットで驚きました!こういうセットがあることも分かっていなかったですし、撮影を迎えるまで、『どうやって撮るんだろう……』と思っていました。今回、ここまで大規模だと『次回はどうするんだ?』っていう説もありますけど……(笑)。でも、本当に大規模でダイナミックなものが撮れたんじゃないかと思ってます。
――二宮さんの長い役者生活で、これほど豪華な国会の議場のセットを使用した撮影はありましたか?
二宮:なかったですよ!取り調べとか……そういうディベートみたいな感じの広いくくりではありましたけど、ここまでガチガチなのはなかったですね。新鮮でした!言ってることはメチャクチャで、国会では言わない
ようなこと言ってましたけど……それも楽しんでいただければと思います(笑)。
――新TVCMが放映される5月、新しい生活で疲れをためている方へ励ましの言葉をお願いします。
二宮:自分の時間が取れる方は、好きなことをするのがいちばんいいと思います。ボクは本当に、疲れてきた時にやるパズドラはすごく染みます。パズドラが好きでずっとやってきたんですけど、疲れていたり自分を見失いそうになった時、自分の考えが及ばなくなってきた時、お酒を飲みながらやるとか、リビングの決まったところでやることが、どんどん自分の中で環境を作っていけるので、割とボクは疲れた時にパズドラをやります。精神的にすごくいいものになっている気がしますね。慣れない環境下でも、自分が慣れている環境に戻れるためのものが、ボクの中ではパズドラだったりしますね。だからみなさんも何か好きなものであったり、自分の気持ちが落ち着ける環境に戻れるものがあると良いんじゃないかな!と思います。
――WEB動画でユーザーへのプレゼントを懸けて戦いましたが、プレッシャーに打ち勝つ方法はありますか?
二宮:基本的には緊張してます。自分に言い訳の“余白”を残しながらやっていくとプレッシャーを感じずに物事が進んでいくと言いますか、「緊張感を持つ」ということと、「緊張する」ということのすみ分けが大切で、緊張感を持ってやっていくと良いテンションで取り組めるので、うまく物事が進みやすいと思います。こんなこと言ってますけど、実際どうなったかはWEB動画を見てもらって、けっこうイキったこと言ったなって思われるのか……言ったことがちゃんとやれているのかどうか、みなさんの目で確かめていただきたいと思います(笑)。
TVCM『国会でパズドラ/演説』篇、『国会でパズドラ/魔法石』篇それぞれ15秒、30秒で20日より全国オンエア予定!
※パズドラ過去記事
・二宮和也 嵐メンバーたちと「“あしたパズドラか”と気合が入ってて」なCM撮影裏話披露!初鏡開き楽しげやパズドラなどのゲームは「グループの垣根を超える」
・二宮和也パズドラ新CMで竹中直人との共演で「懐かしかった」!南野陽子にレクチャーや「これをやるために生まれてきたのかもしれない」とお茶目な発言も
・二宮和也 大胆な政策発表に登坂淳一アナが驚く!“パズドラ党”続編CMで見事当選で「有権者のみなさまに感謝!」【インタ部分全文】