音楽ユニット『Creepy Nuts』のR-指定(30)とDJ松永(31)が10日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『極主夫道 ザ・シネマ』(監督:瑠東東一郎/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)大ヒット御礼舞台あいさつに俳優・玉木宏(42)、MEGUMI(40)とともに登壇した。
漫画家・おおのこうすけ氏の累計550万部突破の『極主夫道』が原作。数々の伝説を残した最凶の極道“不死身の龍”が、足を洗い選んだ道はなんと専業主夫だった……。玉木演じる龍が、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を懸け、時にはご近所のトラブルに奮闘する抱腹絶倒コメディ作品となっている。『Creepy Nuts』は、本作主題歌『2way nice guy』を歌唱していることからゲストとなった。
まずはR-指定から、「さきほどまで歌ってましたR-指定とDJ松永の『Creepy Nuts』です」とあいさつがあれば、DJ松永は「普通にヒップホップをやっていて、このような映画作品にかかわらせて頂けると思っていませんでした。非常に光栄です!ありがとうございます」と、喜びもひとしおな様子を。
続けて、司会が2人の紹介の際に楽曲を『2way “night”guy』と言って2度間違ったことをお詫びすると玉木が、「僕も気になって、いつ言おうかと思っていて(笑)。夜の匂いがしますからね」とツッコんで笑いを誘うと、DJ松永も「2wayでnightは良くないですね。最悪ですよ。二股的みたいで(笑)。nice guyで良かった~(笑)」とノリノリでわちゃわちゃすることとなった。
『Creepy Nuts』は玉木、MEGUMIとも本イベントで初対面だそうだが、MEGUMIが、「TVを通して観させて頂いていて、DJプレイもすごいんだ!と感じましたし、それと同時にトークもバラエティもうまいし、なんでもできんじゃん!という印象です」と、べた褒め。玉木も「最初はお2人を知らないで曲を聴いたときに、すごくチャラい方だと思っていたんですけど。お会いしたらすごく腰が低くて。いまもこの現場に慣れてないから、きょうもどこに立つんだろうという感じで見回されていて、カワイイ!と思って」と、高評価。
この玉木とMEGUMIの声に『Creepy Nuts』の2人も「めちゃくちゃ嬉しい!」「光栄です」と、ほおが緩みっぱなし。Dj松永は「お2人は、ブラウン管を通して観ていた方たちなので、こうして物理的に自分たちと交わる世界線があるなんて」と、感激していた。
続けて楽曲のオファーが来たときの話題へ。R-指定は「もともと漫画版、ドラマ版も知っていたんです。ヒップホップは自分のことを書くことが多いですけど、極道と主夫が俺の人間性とかけ離れているから、どうやってつなぎ合わせようかなって」と、戸惑いがあったという。しかし、「主人公の龍が極道で培ってきたスキルが主夫の道で生かされるという、使い道が変わることでいい方向で行くみたいなのが、僕の人生にも置き換えられた部分があって。ラップという部分でいままで生きてきて苦手だったものや、余計だったといわれた部分が生かされているので書くことができました」と、リンクする部分が見つかったそうだ。
そんな主題歌を聴いた玉木は「この作品にすごく勢いをつけてくださっているし、書き下ろしてくださったということで歌詞の世界が龍にも当てはまっているなと思いました」と、しっかり作品を捉えられているとうなずいていた。
また、映画の感想を求めると、DJ松永は、「あんな頭からケツまでフルスロットルで面白い映画ってあんまりないですよね。ずっと叫んでるし、全員ブチギレてるし。俺、MEGUMIさんめっちゃ怖かったです。素なんじゃと思うくらい怖くて」というと、MEGUMIは「この作品はアドリブがいっぱいあって1人1人にありますよ」と、説明。するとR-指定は「やりあった後にこぼれる一言。これアドリブじゃないと出てけえへんやろなと」と、心にストンと落ちてきたようだった。
ほかにもR-指定はエンドロールがNG集になっていることが「ジャッキー映画のような使われ方してて」と気に入っているという話や、もし本作に出演するとしたらどんな役がいい?との質問にDJ松永は「ブチギレられないのでスーパーの店員でいいです」と控えめにいうと玉木は「それ大変ですよ。店員でも殴られる可能性ありますから」と、止めDJ松永は「入っていく自信ない!」と、ただただ苦笑い。玉木は「どこを切り取っても濃いので途中参戦は難しいと思いますよ」とのことだった。
映画『極主夫道 ザ・シネマ』は公開中!
※Creepy Nuts過去記事
・EXIT JO1風「We are the top!」で場内爆笑でライバルはあさぼらけ?DJ松永の寝坊はイジるも『Creepy Nuts』とは“共闘”で「ここはツーツーで行きましょう」
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