スクールアイドルグループ『Liella!』の澁谷かのん役・伊達さゆり、唐可可(タンクゥクゥ)役・Liyuu、嵐千砂都役・岬なこ、平安名すみれ役・ペイトン尚未、葉月恋役・青山なぎさ、桜小路きな子役・鈴原希実、米女メイ役・薮島朱音、若菜四季役・大熊和奏、鬼塚夏美役・絵森彩が12日、大阪・オリックス劇場で『ラブライブ!スーパースター!! Liella! LIVE & FAN Meeting Tour ~Welcome to Yuigaoka!!~』Day2公演を開催した。
オールメディアで展開しているラブライブ!シリーズの最新作で2021年7月よりNHK EテレにてTVアニメが放送された『ラブライブ!スーパースター!!』から新たに誕生したスクールアイドルグループ『Liella!』(リエラ)。表参道・原宿・青山という3つの街のはざまにある新設校・私立結ヶ丘女子高等学校を舞台に、初めての入学生である澁谷かのんを中心とした少女たちが紡ぐ物語となった。今年7月からはTVアニメ第2期の放送も予定するとともに、今年5月には、2期生となる新キャストとして鈴原、薮島、大熊、絵森の4人が加わることも発表され、盛り上がりを見せており、前日の公演からトークゲストとして参加もしている。
(Day1レポ:Liella!ファンミーティングは校門から“ひょっこり”登場で幕開け!Liyuuソロ曲披露や2期生キャストと和気あいあいで岬なこ「9色になるとこんなに綺麗に」)
ステージは、結ヶ丘女子高等学校のレンガ造りの校門のセットが立てられており、1曲目『Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!』では、1期生の5人が飛び出してきてパフォーマンスからスタート。
直後のイベント恒例の自己紹介では、Liyuuが「遊びたい!」と、観客を巻き込んでのあいさつをしたことから、続くペイトン、伊達も観客にウェーブを作ってもらい、一体感が増すものに。
とくに、ペイトンは配信で観覧している観客のために謎の腕の動きを披露し、「上手い人がいるんです」と岬を見ると、岬がぬるぬるとなめらかな謎の腕の動きを見せ、言い終わった後には「ギャラクシー満点です!」とニッコリ。しかし、青山と岬はギャラクシー満点が“ギャラクシーマウンテン”と聞こえたようで、「顔見合わせた」と、戸惑ったとご愛嬌な一幕もあった。
この日は、ペイトンがメインMCとしてトークを回していく。そこから2期生も呼び込み、メンバーとキャストそれぞれの自己紹介をしていたが、前日の公演を経たこともあってかペイトンが「だいぶ緊張がほぐれてきたよね」と、目を細める。全員が自己紹介を終えて、配信カメラに2期生が手を振るシーンでは、1期生もちゃっかり交ざって手を振ったり、青山と岬は投げキスを入れたりとわちゃわちゃし、1期生キャストもよりリラックスして臨んでいる様子も見せた。
そしてトークパートへ。その序盤で2期生メンバーの得意科目の話題へ。そのなかで、メイの話を薮島がしている際に、後ろにあったメイのイメージカラーの風船が割れるというミラクルが起こることも。
ファンからの事前に集まった質問で、9人の背の高さの順番はどうなるのかというのを、実際に並ばずに会話で進めていくことに。ここだけはなぜか嫌そうな表情を浮かべる伊達や、1期生は身長が昨年より縮んだ(?)疑惑があるとも……。
そこで、1番低そうな1期生キャストはという話になり、伊達が真顔になって笑いを誘う。そのテーマの最後に、実際にキャストが並んで背くらべをすることとなり、高い方に行きたがる伊達が、青山に抱きかかえられながら移動するハメとなったり、どうしても一緒に並びたくないのか舞台袖に行ってしまう一幕も。結果は伊達が1番低く、伊達は「こんなんで1番前になりたくない……」と、ボヤキが漏れることもあった。ちなみに、高い順からLiyuu、絵森、大熊、ペイトン、岬、薮島、青山、鈴原、伊達という並びとなっていた。
トーク後半では、兵庫県出身の岬に有利な展開に。岬が『関西電気保安協会』をリズムをつけてレクチャーして9人で言ったり、続く『だから僕らは選ぶんだ!』というゲームコーナーでも、関西にちなんだ4択もヒントを出して楽しんでいた。そこから、9人が同じポーズをとることができるかを競う『ポーズをそろえよう!』ゲームも行われ、ボディビル、体で表現できるアルファベット1文字、有名な芸術作品、平安名すみれをポーズで表すとというお題が出され、最後の平安名すみれをポーズを全員「ギャラクシー」で当てて、賞品のりくろーおじさんのチーズケーキをゲットしていた。
ペイトンが変顔と声色を変えながら、再びのライブコーナーへ突入することをアナウンスしてキャスト陣を爆笑させるなか、前日の公演と同じく2期生の4人がルーレットで止まったテーマの話題を話す『ルーレットトーク!』へ。この日はお互いの第一印象をテーマとなり、薮島が印象的だったと3人が声をそろえる。絵森は「(薮島の)イメージカラーはルージュの赤ですけど、最終面接で会ったときにイヤリングに赤が入ってて、爪も真っ赤で。だから最初、怖いお姉さんなんじゃないかって……」と、見た目に気圧されたといい鈴原も「ギャルという感じで怖かった」と率直に話す。これに薮島は当時好きなアーティストのカラーを取り入れていたといい「ちょっとですよ。爪は落とすのが面倒くさくて」と、釈明。そんな印象からはじまったが、「優しくて」「お姉さん」「2期生ママ~」と、頼られているようだった。
鈴原の印象は暗かったと感じたことや、絵森ははつらつとすると同時にソワソワしていたということや、大熊は現在はショートの髪が腰のところまで伸ばしていたといい薮島が「おしとやかに感じて、静かでしっかりしている子だって」と感じたそうだが、鈴原は現在「めっちゃ変」と感じていることや、薮島は「きょうも始まる前に手相の話がされて」と、ミステリアスな一面を見せていた。
ライブパートは5人でアカペラから始まる楽曲『Shooting Voice!!』から幕開け。MCを挟んでは、岬によるソロ曲『勇気のカケラ』の歌唱となり、ダンスと歌声で観客を魅了。そこから夏にピッタリのアニメ第1期6話のアップテンポな楽曲『常夏☆サンシャイン』を伊達、Liyuu、岬、ペイトンの4人で熱気を放つ。
そこから楽曲『だから僕らは鳴らすんだ!』、『Dreaming Energy』、『未来は風のように』を立て続けに披露しつつラストのMCへ。岬はソロ歌唱したことへ「本当に緊張したけど、『勇気のカケラ』という曲を歌いながらすごく背中を押されていて、歌いながら泣きそうになっちゃうの」と、感情がより入るものなのだとか。青山も「めちゃめちゃ格好良くて、ステージに立っているときに笑顔で踊りながらというイメージだったけど、きょうは決め顔になっていて、違う感じがして」と、褒めたものの、この直後に岬が浮かべた決め顔は「それは違います」と、ツッコんで違いがあるようだった。
ラストは2期生も呼び込んで、9人でアコースティックギターの音色で進行するスローテンポの楽曲『トゥ トゥ トゥ!』のパフォーマンス。1期生がメインの歌唱で歌い継ぎ、2期生も手振りなどのダンスで参加し、余韻を残す中、終演を迎えていた。
なお本ライブは19日午後11時59分までアーカイブ配信もされておりチケットは19日午後8時まで販売されている。詳しくは特設サイト(https://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/live/sp_fmt/)にて。
■セットリスト
OP:Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa! / Liella!
【トークパート】
M1:Shooting Voice!! / Liella!
――MC1――
M2:勇気のカケラ / 嵐 千砂都(CV.岬 なこ)
M3:常夏☆サンシャイン / 澁谷かのん(CV.伊達さゆり)、唐 可可(CV.Liyuu)、嵐 千砂都(CV.岬 なこ)、平安名すみれ(CV.ペイトン尚未)
M4:だから僕らは鳴らすんだ! / Liella!
M5:Dreaming Energy / Liella!
M6:未来は風のように / Liella!
――MC2――
M7:トゥ トゥ トゥ! / Liella!
※Liella!過去記事
・Liella!「星めぐりの歌」アカペラからの歌唱などで魅せる!普段のライブと違った歌唱中への想いや岬なこ&Liyuuがペイトン尚未&青山なぎさバックハグのようなお茶目な仕草も【Day2レポ】
・Liella! 2ndライブ横浜公演開催で5人それぞれのソロ曲披露!ペイトン尚未決意のスピーチで「私の夢は歌姫になることです」「どうか、夢を捨てずに」やLiyuu感極まり涙【Day2レポ】
・Liella!「オダイバ!!超次元音楽祭」2番手登場で4曲披露でハイテンションな楽屋裏!青山なぎさ GRANRODEO・谷山紀章に「髪の毛いたわってあげて!」も返り討ちに
・伊波杏樹 Liella!・青山なぎさをAqoursへ「持って行っちゃおうかな」や諏訪ななかハグしたペイトン尚未が喜びで放心状態!終了後にAqoursキャスト陣が大フィーバー【COUNTDOWNレポ後編】
※記事内画像は(C)2021 プロジェクトラブライブ!スーパースター!!