アイドルグループ『なにわ男子』の高橋恭平(22)が19日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『メタモルフォーゼの縁側』(監督:狩山俊輔/配給:日活)公開記念舞台あいさつに俳優・芦田愛菜(17)、宮本信子(77)、生田智子(55)、古川琴音(25)、汐谷友希(17)、狩山監督とともに登壇した。
本作は『このマンガがすごい!』『文化庁メディア芸術祭 マンガ部門』など数々の漫画賞を受賞した漫画家・鶴谷香央理の同名作の実写映画作品。周囲に馴染めずひとりこっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生主人公・うらら(芦田)。そんなうららが、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人・市野井雪(宮本)がたまたまキレイな表紙に惹かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに友情を育んだり、挑戦したりする姿が描かれる。高橋は芦田演じるうららの幼馴染・河村紡役に起用されている。
高橋は本屋に紡の恋人の橋本英莉役を演じる汐谷とやってくるというシーンからクランクインしたという。そのときに「めちゃくちゃ青春やなと思って撮っていました。英莉ちゃんと一緒に『こうだよね』と言いって撮ってるところでもTHE・青春で撮ってました」と感じたことを話し、汐谷は「こんなに緊張しながら本屋さんに入ったのが初めてで(笑)。本屋に入ると、映画のセットになっていて、これから映画が始まるんだと思って、身が引き締まる思いでした」と、思い出とともに。
これが映画初出演となった高橋と汐谷へ芦田からは、「私が演じているうららはあのシーンをいいなと思っているんですけど、本当、青春の1コマという感じで羨ましいなと感じて」と、はたか見ても青春感があふれていたそうだ。
さらに、狩山監督によると、その本屋のシーンは「アドリブでお願いしたところがあって、出ていくときの会話なんです。紡はハンバーガーを食べたい、英莉は甘いものをと言ってましたね」と、明かすと、ハンバーガーにした理由として、「“つむっち”(紡)の感じだと、味の濃いものでハンバーガー食べたいと思って」と思い浮かんだそうだ。
さらに、作品を何度も見るときのポイントの話になると、高橋は紡の「滑り台を走りながらバババと降りていくところですね。紡の何事でも挑戦しちゃう、やっちゃえみたいな感じが出てて」と、気に入っているシーンだそうだ。
イベント終盤には今月23日に18歳となり新成人となる芦田へバースデーケーキプレゼントのサプライズが敢行。司会から人生の先輩として芦田に何かアドバイスをと声がかかった高橋だが「アドバイスするよりアドバイスを頂きたいです」と言い出し笑いを誘いつつ、「勉強がすごいできはるじゃないですか!僕、勉強苦手なんですけど、いい勉強法があれば……」と、逆に問いかけることに。
これに芦田は「私は口に出して覚えるのが好きで何回も口に出してます」というと、高橋も「僕も口に出して覚えます」と、笑みを浮かべる。
そこから、18歳のときの高橋はどう過ごしていたかという質問が飛び、「めちゃめちゃ寝てましたね(苦笑)やっておけばよかったこと?勉強ですね。勉強やっておけばよかったなと思います」と、ちょっと後悔もありつつ、芦田にどう過ごしてほしいかへ、「1度きりなので悔いのないように過ごしてほしいですね」と、おすすめしていた。
そして高橋からは、「この映画は心温まるというか、ほのぼの観れる作品です。人と人とのつながりを大事にしている作品ですので、僕も何回も何回も観に行こうと思いますので、みなさんもよろしければお願いします」と、呼びかけていた。
映画『メタモルフォーゼの縁側』は全国ロードショー中!
※『メタモルフォーゼの縁側』過去記事
・高橋恭平 熱中できるものがあるっていいなと悩む一面も!芦田愛菜主演映画「メタモルフォーゼの縁側」本編映像解禁
・高橋恭平 芦田愛菜&宮本信子共演の映画「メタモルフォーゼの縁側」に主人公の幼馴染役起用で見守る姿の演技披露!映画「メタモルフォーゼの縁側」キャストやポスタービジュアル解禁
・高橋恭平 学ラン姿に自信で「着ちゃえば格好いいと思います」!アイドルになりたい方へ「自分の好きな部分を押していく」とも