ファッションデザイナー・コシノジュンコ氏が24日、東京・品川プリンスホテル内のClub eXでナイトエンタテインメントコンテンツ『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-』プレミアムプレゼンテーションに参加した。
『万華響-MANGEKYO-』とは世界23ヶ国500都市での公演で観客動員数700万人の実績を誇る、和太鼓エンタテインメント集団『DRUM TAO(ドラム タオ)』が円形劇場のClub eXを活かし、照明やプロジェクションマッピングにより日本美などを五感に訴えかける演出で魅せ、万華鏡の中にいるかのような幻想的な世界観を体感できるショーを展開するというもの。2017年9月16日から10月29日まで1回約70分、全60公演を予定している。コシノ氏は『DRUM TAO』の着用するコスチュームのデザインを担当した。
開演時間になると『DRUM TAO』による、公演に先駆けた和太鼓とダンス、そして最先端技術の融合した圧巻のパフォーマンスを披露したり、歌手・林村ゆかりによるPRソング『瞬間』をコシノ氏を意識したヘアカットで歌い上げた。
コシノ氏は、今回の話が来たときのことへ、「世界に発信するエンタテインメントとして、コンテンポラリーな、エネルギッシュなものはTAOしかないと思います。これは2020年の東京オリンピック・パラリンピックに繋がるものになると思う」といい、TAOへは「世界に対して発信するエンタテインメントは見せるということが重要。衣装はもちろん、それが動くことによって印象的なインパクトを与えられる」と、期待を寄せる。
その期待を受けたTAOメンバーの江良拓哉は、「東京でやれるということで、『ついに来たな!』という気持ちです。常設で60公演もできるということでいろんなことに挑戦できると思いますし、私たち自身も今からとても楽しみです。全力で“和”の魅力を分かってもらいたい」と、普段は日本のみならず世界を飛び回っている同グループならではのコメントも飛び出した。
TAOの衣装デザインへ、コシノ氏は、「基本的には鍛えられた肉体を見せるということ、チームワークの美しさを引き立たせることをポイントにデザインしています。動きを見せるために機能を先に考えて、次にデザイン性。動きやすくかつデザイン性のあるところがポイント」とこだわりを語り、「このイベントは、新しい“動くファッションショー”と言っても過言ではないと思います!」と、自身を見せる。するとTAOメンバーたちも「動きやすい練習着と変わらない!」「着心地ばっちりです!」と、笑みがこぼれていた。
『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-』は9月16日から10月29日まで東京・品川プリンスホテル「Club eX」にて上演!