アイドルグループ『関ジャニ∞』安田章大が中井貴一と佐々木蔵之介W主演映画『嘘八百 なにわ夢の陣』(監督:武正晴/配給:ギャガ)に出演することが11日、発表となった。
本作は大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・小池則夫(中井)と、うだつの上がらない陶芸家・野田佐輔(佐々木)の骨董コンビを描いたお宝コメディ『嘘八百』シリーズ第3弾。メガホンは2作に引き続き武正晴監督、脚本は今井雅子氏と今井雅子氏によるコンビが務める。
安田は小池&野田の骨董コンビを翻弄する“カリスマ波動アーティスト・TAIKOH役”。神秘の舞のような動きで大きなキャンパスに絵を描き、それらの絵とともに自身もカリスマ的な人気を誇る謎の人物を演じる。
今回の安田の起用に、プロデューサーを務める東映ビデオの佐藤現氏は「安田章大さんの創り手、表現者としての情熱的で真摯な眼差しが、今作に登場する孤高のアーティスト・TAIKOHのイメージにぴったりと重なり、ご出演をお願いしました。武監督の演出との化学反応により、こちらの想像を越えたゾクゾクするほど魅力的なTAIKOH像を生み出していただきました」と、明かしている。
また、安田からのコメントも寄せられた。以下全文。
シリーズ1と2で既に“出来上がっている”作品に出演させていただき、幸せで光栄です。TAIKOHは<波動アーティスト>ですが、繊細な部分を持ち、それを自己表現している人物です。その内面の繊細さにより、「ちょっとよく分からない人」「変わっている人」として扱われたくないなと意識していました。
監督との最初の打ち合わせで、「普段自分で絵を描く時は、感じたものが降りてきた瞬間に描きます」と話したのですが、その着想を脚本に入れてくださったのか、TAIKOHと自分は似ていると思う部分もありました。ですが、僕はTAIKOH のように、ミステリアスで独特な空気をまとっている人間ではなく、ただただネアカなタイプなので(笑)、そこは自分との違いが大きかったかもしれません。
中井さんや佐々木さんやその他ベテランのキャストのみなさんと共演させていただき、とてもぜい沢でした!
みなさんのその場で対応できるお芝居の技量、表現力、表情、言葉の言い回し、語尾の落とし方、ブレスなど、すぐに真似できることではありませんが、一緒に芝居をさせていただくことで少しずつ自分に経験値がたまっていく感覚がありました。「現場で学ぶことが全てなんだ」とジャニ―さんがおっしゃっていましたが、それが財産だとあらためて感じました。『嘘八百 なにわ夢の陣』、ぜひ見てください!
映画『嘘八百 なにわ夢の陣』は2023年1月より全国ロードショー予定!
※安田章大過去記事
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※記事内画像は(C)2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会