仲村宗悟「ブルーロック」ED楽曲担当での意識？「笑顔」武器に

　アニメ『ブルーロック』スペシャルイベントが12日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催中の『テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER STATION』で開催され潔世一役の浦和希、蜂楽廻役の海渡翼、我牙丸吟役の仲村宗悟、五十嵐栗夢役の市川蒼が登場した。

　本作は累計発行部数1000万部突破、原作・金城宗幸氏、漫画・ノ村優介氏による同名作が原作。日本をサッカーW杯優勝に導くストライカーを育てることを目的に全員FWの高校生300人を集めて展開される“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトを描いた作品。299人のサッカー生命を犠牲に誕生するストライカーとは……。

　冒頭、キャスティング当時の話題が振られるなか浦からはじめようとすると仲村は「緊張してるんじゃないの？いつもみたいに大きい声出していけば」とツッコむと、浦は「緊張してますよ（笑）」といいつつ、浦の緊張をほぐしつつ、浦はあらためて「この場にいられることを奇跡に感じます。運命みたいです」と、笑みを浮かべる。

　仲村は、司会からサッカーが苦手？と振られて、「苦手じゃないんですけど、ハンドボール部だったんで、脚でうまくボールコントロールできなくて。そろそろサッカー得意に変えようかなって」と、さらりと話しつつ、オーディションのときのことへ、「原作大好きで、僕は違う役でオーディションを受けていたんですが、『我牙丸でお願いします』と言われて、そのときに違う役の要素に入っていたんだろうなと思いました。役が決まってからより我牙丸が愛おしくなりました。今後の展開も楽しみです」と、意気込んだ。さらに、市川も海渡の演じている蜂楽役でオーディションを受けていたことを告白したりと、裏話が飛び出した。

　作品にちなんで、自身のエゴな部分は？という問い掛けが。仲村は「普段慎ましい人間なんで」と笑いつつ、「ご飯食べることが好きでそのときに何々を食べたいと思ったら、それ以外食べたくないというエゴはあります。今日このお店違ってるなと思ったら、違うお店に行っちゃって」とこだわりや、市川は「ゲームになると熱くなっちゃって、勝つまでやっちゃうんです。そこは1つのエゴだよと思います」とのこと。

　続けて、自身の武器になる部分の話となると仲村は、「この笑顔ですかね。これ一本で勝負してますね」と胸を張ったが、直後に恐る恐る「……みなさん引いてませんか？」とつぶやくと、しっかり拍手が返ってホッとした表情も。市川は「あまり落ち込まない引きずらない。というのは大きいかなと思います。最近意外と悩まないかもと感じてます」といい、海渡は「諦めが悪くてやりたいと思ったことはやるという感じですかね」とのことだった。

笑顔が武器という仲村

　後半には、3万円分の焼肉をかけたトランプを引いてハイアンドロー対決（仲村が勝利）や、キャラクターのパーソナリティを回答するコーナーが展開。クロストークしながら盛り上がっていたが、仲村の演じる我牙丸がもし1億円もらったらどう反応する？という質問に、仲村自身は“わからないもってたことがないから“としたが、答えは『返す』で、大ハズレとなって持っていたボードにつっぷしてしまい「僕も自分自身のことがわからないです」と、ぼやいて笑いを誘っていた。

　また、イベント内では盛りだくさんのアナウンスも。本作の第2弾PVの公開や追加のキャラクタービジュアル、期間限定の先行上映告知、放送が今年10月8日深夜1時30分からテレビ朝日系の全国ネット『NUMAnimation』にて放送されることや、OP主題歌はロックバンド『UNISON SQUARE GARDEN』の楽曲『カオスが極まる』となった。

　さらにEDは仲村による楽曲『WINNER』とも明かされたが、同楽曲は中村自身が作詞・作曲を担当。これに仲村は「えっそうなの！？」とひとボケ入れつつ、「原作を知っているので、めちゃめちゃ興奮しました！我牙丸もやらせてもらえるし、エンディングもやらせてもらえるんですか！？ってなって」と、当時の心境を振り返ると場内は拍手であふれることに。「僕はどちらかというと試合終わりのクールダウンな感じで、チルな感じを意識しました。楽曲の公開は後日になると思いますが、楽しみにしていてください」と、メッセージを寄せていた。

　■追加キャラクター
　○二子一揮（にこいっき）：花江夏樹、
　○鰐間淳壱（わにま・じゅんいち）と鰐間計助（わにま・けいすけ）：で鈴木崚汰
　○糸師冴（いとし・さえ）：櫻井孝宏

　※記事内画像は（c）金城宗幸・ノ村優介・講談社／「ブルーロック」製作委員会