『新しい地図』草なぎ剛(48)が19日、東京・TOHO シネマズ六本木ヒルズで映画『サバカン SABAKAN』(監督:金沢知樹/配給:キノフィルムズ)初日舞台あいさつに番家一路(12)、番家天嵩(9)、原田琥之佑(12)、尾野真千子(40)、竹原ピストル(45)、金沢監督とともに登壇した。
金沢監督と萩森淳氏による共同脚本の完全オリジナル作品。1986年の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険にでることになった2人の少年の友情、それぞれの家族との愛情の日々を描く「子供が主役」の青春映画。80年代という時代を通して映し出される、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れるエンタテインメントとなっている。撮影は2021年8月から9月にかけて長崎県にて行われた。草なぎは主人公を演じる番家一路の成長した姿を演じている。
草なぎは「公開本当に嬉しいです。ストレートにいい映画を届けられることを嬉しく思っています」と、初日をお祝いする。
草なぎは主人公を演じる番家一路の成長した姿を演じている。それだけに、撮影日数はほかのキャストに比べて短くなったようで、「みんながひと月くらい一緒にいたから仲良いいなって。僕が来たときには仲良しだったので、つまんなかったです」と、すでに輪ができあがっていたとスネるようなコメントで爆笑をさらう。
それでも、「5年前にラジオドラマで読んでいるので、みんなの役を僕はやっているんです。みんなが作り上げている感じがあって。だから現場が本当に面白くて」と、感じたそうだが、「でも、僕のことなんか誰も気にしないんで」と、オチをつけることも。
草なぎは竹原に噛みつくこともあり、「いいよね。真千子ちゃんと僕は2回も夫婦役をやっているんですよ!それにギター持ち歩いているので、竹原さんに教えてもらおうと思ったら現場にはもういなかったし!僕はしょうがないですよね。大人の役だから」と、竹原をひたすら苦笑いさせていた。
また、金沢監督が相手を緊張させないような演技をさり気なくしていたと話すと草なぎは「褒められちゃった、真千子ちゃーん」と、手を後ろに回して照れるような姿を見せ、尾野は「よかったね~」と、ほのぼのなやりとりが。ここから、草なぎは、先日開催した完成披露試写会にて、金沢監督を褒めちぎったことを再現。これに金沢監督はタジタジだったが、「きのうは(香取)慎吾ちゃんの『犬も食わねどチャーリーは笑う』を観てきましたけど、それとは違う良さで、この映画はストレートに良い!映画ストレートに良いの!」と、直接的に褒める。
ほかにも、なにか夢がある?との質問が飛んだ際に草なぎは「また真千子ちゃんと共演したいね」と願望を伝えたが、尾野は「もっとあるでしょ!」と草なぎ詰め寄り、草なぎも「グイグイくるね」と、ひたすら苦笑い。そこでしばらく考えた後に、草なぎは、「『新しい地図』で映画を撮るといってますけど、撮ってないんです。それもやりたいなって。やっぱ映画とか撮りたいです。新しい映画を撮りたい!」と明かし、場内には拍手であふれる一幕も。
そこから大人キャストに夏にやりたい冒険はという話も振られたが、全員黙ってしまい、草なぎは「冒険しようぜ!」と、声がけをしたものの、司会から草なぎ自身にはなにか妙案がある?と問うと、「何もないね」と、ひょうひょうと答えつつ「生きてるだけで冒険ですから」と、サラリと回答していた。
その後、記念撮影の際には一路らが、声をあげると、草なぎらも続いて声をあげたり、笑いが絶えないアットホームな雰囲気にもなっていた。
映画『サバカン SABAKAN』は公開中!
※映画「サバカン SABAKAN」過去記事
・草なぎ剛“天才監督”激推し熱弁!「サバカン」舞台挨拶開催
・草なぎ剛の感動音声!映画「サバカン」380秒予告編解禁
・草なぎ剛が子供時代を懐かしむかのように見上げるビジュアルに!映画「サバカン SABAKAN」本ビジュアル&本予告解禁でりりあ。歌唱の「キズナ」に【ANCHOR、りりあ。大島ミチルからのコメント掲載】