俳優・米倉涼子(47)が5日、都内ホテルでダイアナプロジェクト・キックオフイベントに登壇し、司会はタレント・LiLiCo(51)が務めた。
1997年8月31日に亡くなったダイアナ元皇太子妃。没後 25年のメモリアルイヤーとなる今年、9月30日より劇場ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』、10月14日より映画『スペンサー ダイアナの決意』が公開を盛り上げる“ダイアナプロジェクト”を発足した。このアンバサダーに米倉が就任となり『スペンサー ダイアナの決意』の予告編ではナレーションも務めている。
この日は、黒の衣装で登場した米倉。「ボディラインが見えるようなシンプルなワンピースです。少しスポーティーにしています」とポイントを挙げるとともに、ファッションアイコンでも知られたダイアナ元妃に敬意を表してダイアナ元妃が愛したといわれる総額1億円分のパールジュエリーをまとっており「いろんな意味で重いです。きょうは動きません、私(笑)」と、話して会場を沸かせる。
そのパールというのは『スペンサー ダイアナの決意』ではとくに、「キーポイントになっていまして、それで彼女の決意がどう変わっていくのかというのが大事な一品になっています。普段は素敵なパールを付けていますが、『スペンサー ダイアナの決意』では、パールを通して描かれているというか」とも。
ダイアナ元皇太子妃へ米倉は、「やってきたことが女性から見て格好いいと思っていたんです。私のなかでは、恋多き女というイメージはないんです。弱い人達のために頑張って、私が第一人者になるというイメージしかなくて、それくらいいいじゃないと思っちゃったりして」と、憧れがあったといい、メディアとの距離の取り方へも「苦しいときもあっただろうし、彼女の体の近くまで事故になるんじゃないかというくらい近くまでで撮影していて、彼女はマスコミさんを利用するというか一緒になって撮影するという感じで」と、姿勢を分析。
さらに、米倉は「彼女が亡くなったとき、私は当時二十歳でしたけど、私は海外とか、そんなに興味があったわけではないのに、ダイアナさんは知っていました。私は学生終わった頃でキャンペーンガールとかで全国を周っていたなって。人前で水着で立っていた時期もありましたし、『あなたはキャンペーンガールではありません、営業マンだと思ってください』と言われたりして」と、自身の青春とも重ねていた。
それだけダイアナ元皇太子妃に思い入れがあるだけに、アンバサダーに起用され「とても嬉しかったです。どうしてこういう結末を迎えてしまったのか、パリに行ったり、ロンドンに行ったり彼女を知っている方々にお話もしに行ったので、二つ返事でお受けさせて頂きました」と、語っていた。
『プリンセス・ダイアナ』については、「すべてが凝縮されているんです。結婚・離婚・死まで、彼女自身のすべたが詰まっているんです。彼女のことを見届けられたという素晴らしい、まとまり方をしているなと感じています。出していいの!?って映像も入っていて、あそこを撮ってたなんてという気持ちにもなりました」と、自身の感想を。
続けて、『スペンサー ダイアナの決意』へは、「この作品は3日間を表現しているのですが、なんと悲しい3日間かと。彼女自身は美しいし、なんていったら良いのかな……という映画です。パールネックレスも素敵ですし。彼女の窮屈感とか、彼女の日常がどうであったのかという、とにかく悲しさを表現するという映画なのかなと感じています」と、感じたことを伝えていた。
そして、米倉から「『プリンセス・ダイアナ』から『スペンサー ダイアナの決意』がいい流れだと思っています」と作品をアピールしつつ「私は自分を見つめ直すいい機会になりました」と、メッセージを寄せていた。
映画『プリンセス・ダイアナ』は30日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー予定!映画『スペンサー ダイアナの決意』は10月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー予定!
※米倉涼子過去記事
・米倉涼子ドクターエアアンバサダーに!上原浩治氏と「仲良く」
・米倉涼子「だからこれは私にとっては理想です。嘘じゃなくて!」と熱弁!マルちゃん新商品の袋麺「ZUBAAAN!」CM起用で「ラーメンで失敗したくないあなたたちへ朗報です」
・米倉涼子“美しい”の形容詞“ベッラ”に「すごく前向きに」!「BVLGARI AVRORA AWARDS」受賞に「少しずつのつながりが世界のつながりになっていくと信じて」