俳優・赤楚衛二(28)主演で2023年配信予定のNetflix映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』(監督:石田雄介)。本作に俳優・白石麻衣、栁俊太郎、北村一輝が出演していることが6日、発表。あわせてメイキング映像も解禁となった。
『今際の国のアリス』の麻生羽呂氏による原作、高田康太郎氏による作画で月刊サンデーGX(小学館)にて連載中の同名作が原作。ブラック企業に勤める“アキラ”こと天道輝(赤楚)は連日の徹夜、上司のパワハラ、理不尽な仕事に憔悴し、「死んでいるように生きる」日々を過ごしていた。ある朝、街はゾンビで溢れ、見慣れた景色はすっかり荒廃。それを目にしたアキラから出たのは「もう、今日から会社に行かなくてもいいんじゃね!?」という歓喜の叫びだった。それから彼持ち前のポジティブさを発揮し、「部屋の大掃除をする」、「べランピングをする」など、「ゾンビになるまでにしたい100のこと」をリスト化。1つずつ実現していくこととなる。
白石は本作ののヒロインである三日月閑(シズカ)役、栁はアキラの親友ケンチョこと竜崎憲一朗役、北村はアキラの上司である小杉権蔵役を演じることとなる。
白石が演じるシズカは、リスクヘッジを第一に考え行動をする論理的人物。アキラが食料を調達するために訪れたコンビニエンスストアで出会うことに。白石からは「主人公のアキラが、街がゾンビ化することで『会社に行かなくてもいい』という発想になるところにまずクスっとしてしまいました。シズカやケンチョという同じ目標を持った仲間とも出会えて、ゾンビ物なのにちょっとポップでコミカルな要素も含んだ青春作品だなとも感じました。ここまで本格的なアクションに挑戦したのは初めてだったのですが、シズカは、果敢に立ち向かっていくかっこいい女の子なので、私も自分に負けず、強い気持ちで挑戦するように心がけました」とコメント。
続けて、栁からは「台本を読んだ感想としては、これは今までに見たことのないゾンビ映画になるなと思いました。個性的なゾンビ達をはじめ、この物語の東京の街など日本独特なゾンビの世界をこのNetflixで描いたらとても魅力的な作品になるだろうと感じていました。そしてケンチョという役に出逢えて本当に幸せでした。過去のトラウマを抱えながらゾンビの世界でそれを克服できるのかどうか、仲間に支えられながら男になっていく姿に心打たれました」と語る。
北村は、アキラが働くブラック企業で過度な精神的不可をかける典型的なパワハラ上司・小杉を演じることに、、「ゾンビが溢れる世界になった時、『もう会社に行かなくていい!』という斬新な発想。自身の役所は、その会社で時代錯誤ともとれる、画にかいたようなハラスメント上司役でゾンビ以上に嫌な存在。自分も主人公と同じ状況になったら、同じような行動に出るかもですね」とメッセージを寄せた。
3人のほか、市川由衣、川﨑麻世、早見あかり、筧美和子の出演も明かされた。
一方、メイキング映像では、マンションで大量のゾンビに追われる赤楚のスリル満点のシーンからスタート。コンビニエンスストアで警棒を使ったアクションを披露する白石や、某有名スーパーマーケットのキャラクターハットを被ってはしゃぐ栁の演技。そして3人がキャンプをしている楽しそうなシーンなどが切り取られており、スリルと日常が交差する期待度大の映像に仕上がっている。
■メイキング映像You Tube URL
https://www.youtube.com/watch?v=s2LApwZAE40
(c) 麻生羽呂・高田康太郎・小学館/ROBOT