アイドルグループ『AKB48』が7日、東京・日本武道館で『MX 祭り～AKB48 60th Single「久しぶりのリップグロス」発売記念コンサート in 武道館 2022 ～リベンジ！新チームお披露目コンサート～』を開催。その終盤にチーム8が2023年4月をもって活動を休止することを発表した。
アンコール後2曲を披露し、ラストのMCの際に結成からいままでを振り返る映像の最後に2023年4月に『チーム8コンサート』、AKB48劇場『チーム8 9周年公演』の最後にチーム8の活動休止となることを発表。チーム8のメンバーは兼任先のチームに所属となり、これからもAKB48メンバーとして活動していくことも明かされた。
この発表を受けて、チーム8のみならず、涙するメンバーが続出するなか、総監督の向井地美音から「ファンのみなさんを驚かせるような発表になりましたが、来年4月をもってチーム8の活動休止が発表されました」と涙声で明かす。
チーム8キャプテンの倉野尾成美からは、「いつかこういう日が来るんじゃないかと思っていたので……」と、涙がこぼれ落ちるなか、「ちょっと寂しい発表になるとは思いますけど、休止ですし、チーム8がなくなるわけではないですし、休止してもみんな仲間だし、これから個々にどんどん活躍していくと思います。これからもチーム8のことをどこかで考えて頂ければと思います」と、スピーチ。
チーム8メンバーの小栗有以からは「この発表をあることを知ってはいましたが、振り返りの映像を観ると今までの記憶が蘇ってきて、本当にチーム8として活動してきたすべての時間は、本当にかけがえのない時間だったなと感じています。チーム8だから頑張ってこれたと思います。休止という言葉ではありますけれど、前向きにチーム8メンバーがAKB48にかわって、一緒に前を向いて一致団結して、『AKB48』をみんなで盛り上げていきたいなと思っています。これからもチーム8は心のなかでは一緒に居て、前向きに『AKB48』を盛り上げていくという熱い気持ちです。みんなでチーム8として戻ってこれるように頑張っていきたいと思っています」と、気持ちを語り、拍手が寄せられた。
そして向井地からは、「映像を観ていて本当に、本当んチーム8ってすごいなって思いいました。私はチーム8の当事者ではないですが泣いてしまいました。ここにいるメンバーの中で1つのチームを0から作ったメンバーってあまりいないと思うんです。チーム8の初期メンのみんなは、途中で加入してきたメンバーも先輩なのか同期なのかという難しい立ち位置のなかでも、1つのチームとしてまとまって、たくさんの方に応援されてきたということがあると思います。チーム8の存在がなかったらいまの『AKB48』は成立してなかったと思います。いままでありがとうという気持ちで、また再結成するタイミングもあると思いますので、それまでみなさんチーム8を心のなかで応援して頂ければ。各チームに兼任しているチームとして1つになって頑張っていきたいと思います」と、気持ちを語った。
