俳優・長野博が18日、KAAT 神奈川芸術劇場で主演ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』(演出・振付:TETSUHARU)公開ゲネプロおよび取材会を開催した。
エルヴィス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て作られた作品で、1960年代のアメリカが舞台。音楽会社を経営するアルバート・ピーターソン(長野)は、スーパーロックスターでクライアントのコンラッド・バーディー(松下優也)が召集令状を受けたと聞いて窮地に立たされる。アルバートの恋人であり秘書でもあるローズ・アルバレス(霧矢大夢)は、入隊前最後の曲<ワンラストキス>を作り、発売企画としてラッキーな女の子一人にバーディーの「ラストキス」をプレゼントする、という破天荒なアイデアを思いつき、企画が進んでいくのだが……
取材会で長野はアルバート役へ、「優しくて、どこか優柔不断なところもある人物ですが、仕事やプライベートでまき起こる問題を、ポップな音楽とダンスにのせながら駆け抜けるようにお届けするコメディ・ミュージカルです」とアピール。
作品へは、「“60年代のアメリカ“という印象の、華やかで派手でわかりやすいギャグなどもふんだんに使われていてどこかばかばかしく、それでいて心が豊かになるようなところもありながら、とても面白い作品です。以前、ミュージカル『MASK』に出演した際に劇中で使用されていた『Put on a Happy Face』という歌が、1回聴いたら耳に残るとてもいい曲だなと、記憶に残っていました。この作品に使用されていた曲だと知って、あ!あの曲だ!と、とても嬉しくなりました。その曲をこうして歌えることになり、とても楽しみです」と、楽曲に絡めて話す。
そして、「まだまだ、大変な状況下ではありますが、この作品を観てミュージカルは楽しい、心を豊かにしてくれるものだ、とあらためて感じて頂けたらと思います。劇場に足をお運びいただけたら嬉しいです」と、メッセージを寄せた。
ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』神奈川公演は18日から同30日までKAAT 神奈川芸術劇場にて、大阪公演は11月5日から同7日まで森ノ宮ピロティホールにて、東京ファイナル公演は11月10日にパルテノン多摩 大ホールにて上演予定!
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※記事内写真は「撮影:源 賀津己」