刀ミュ12振りが超次元音楽祭に登場で1枚脱いで「獣」パフォーマンスやマイクハプニングも超至近距離な絆などで乗り切る！バナナマン日村勇紀に連撃で斬り刻む一幕も

　“刀ミュ”の略称でも親しまれるミュージカル『刀剣乱舞』から小狐丸、今剣、大和守安定、和泉守兼定、堀川国広、長曽祢虎徹、蜻蛉切、陸奥守吉行、巴形薙刀、明石国行、鶴丸国永、篭手切江の12振りが13日、神奈川・横浜MMアリーナで開催された『オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス 2021-』DAY1に登場し、会場を熱狂の渦に包んだ。

　『オダイバ!!超次元音楽祭』は、アニメやゲーム、インターネットから生まれる音楽、そしてそれを取り巻くファンの熱狂を届けたい！という思いのもと、「2次元も、2.5次元も、3次元も…垣根を取っ払い、次元を超えてひとつになろう！」というコンセプトで誕生した音楽番組となっている。2020年正月に特番としてフジテレビ地上波にて放送され、反響を巻き起こし、第3弾となる今回は、ついにオダイバを飛び出し初のアリーナ開催が決定。今回は会場でのリアル観覧だけでなく、オンライン視聴も楽しめるものとなる。

　4番手で登場した刀剣男士たち。全12振りによるダンスナンバーでそれぞれが歌い継ぐように歌っていく『mistake』を披露。

　終わった後にはMCとなり「主様楽しんでますか！」とメッセージを寄せ12振りが1振りずつあいさつしていくこととなったが、何振りかにマイクハプニングが起こることが。その突発のハプニングに対し、声を張り、地声で対応したり、別のマイクが入っている刀剣男士に顔を超至近距離にまで近づけてあいさつをしたりと、本ステージならではの絆で乗り切る姿を見せていた。

　全6曲を披露することとなったが、ラストナンバー『獣』では、上着を1枚脱ぎ去った12振りが息の合った華麗なダンスとともに魅せ最後の最後まで観客の視線を釘付けにした。

　アーティスト転換のつなぎでは、『バナナマン』と刀剣男士たちがトークする一幕も。すると、日村勇紀が2015年に映画『新選組オブ・ザ・デッド』で屑山下衆太郎（くずやま・げすたろう）という役で主演したということで猛アピール。しかし、刀剣男士たちからは「見たことないよ」「聞いたことないよ」との声があがり、結果、あわれ日村、刀剣男士たちから切り刻まれてしまうことに。しかし、下衆太郎はゾンビという設定のため、立ち上がり、刀剣男士たちを震え上がらせていた。

　また、『バナナマン』とアーティストとのトークショー後に、ミュージカル『刀剣乱舞』のコーナーが展開。12振りで『バナナマン』を取り囲む展開に。“歴史改変”をしたいという日村は、「3年前に結婚しまして、その初夜に、1番愛し合っている最高のその日に、うんこ漏らしまして、その過去を変えたいなと」と、告白。

　これに刀剣男士たちは「黒だな」と判定しつつ、日村の先程の下衆太郎設定が生かされ「何度斬っても蘇るぞ！」ということで、その場にいた刀剣男士たちで連撃で日村を斬り刻むことに。案の定、蘇った日村が刀剣男士たちに斬りかかったり、相方の設楽統に斬りかかったりと盛り上がりつつ、最後は夢オチのような形で着地させ、今剣が「ほまれぽんっ！」と、ポンと叩いて和むなかで出番を終えていた。

　○ミュージカル『刀剣乱舞』セットリスト
　M1：mistake（全振り）
　M2：約束の空（小狐丸、今剣、蜻蛉切、明石国行、鶴丸国永、篭手切江）
　M3：きみを探してた（堀川国広）
　M4：Secret Sign（大和守安定、和泉守兼定、堀川国広、長曽祢虎徹、陸奥守吉行、巴形薙刀）
　M5：Impulse（蜻蛉切、鶴丸国永）
　M6：獣（全振り）