女優・足立梨花(25)、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー(42)、コスプレイヤー・えなこ(24)、小池百合子東京都知事(65)が28日、東京・ベルサール秋葉原で『TOKYO アニメツーリズム 2018』キックオフイベントに出席した。
日本のアニメコンテンツをAR機能(AR機能:現実の風景にデジタル情報を重ね合わせて表示する技術)付専用アプリで楽しみながら、都内各地を巡るデジタルスタンプラリーを開催。初となる今年度は28日から2月28日まで開催され“SAO”の略称でも親しまれている人気のアニメ『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のキャラクターが画面に登場するものとなる。
開始時間になるとまずは吉田アナと足立が登壇。足立はアニメ好きということを観客にも分かってもらうため、今期のアニメの話をはじめることとなり、足立は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を推し、「3話を観てヴァイオレットちゃんが自動式人形として、ちゃんとした手紙が書けたのは成長が見えて、泣けますね」と、熱弁したり、『りゅうおうのおしごと!』を吉田アナに勧めたり、「ソードアート・オンライン劇場版のBlu-rayも買いましたし、オーディナル・スケール版の(主人公)キリトのフィギュアを飾っています。私はアニメ部屋というのを作りまして1部屋アニメづくしにしていて、でも入り切らなくて。背面、側面、下の部分に鏡を入れて、どの角度からでも楽しめるようにしたいなって」と、序盤からガチっぷりを存分にアピールした。
続けて、えなこが『ソードアート・オンライン』のヒロイン・アスナ風な装いで登場。えなこは「普段つけ耳をしないので」とポイントを挙げていると、足立は、ニコニコというよりニヤニヤといった熱視線を寄せ吉田アナにツッコまれると、「カワイイ女の子好きなんです!変な目で見ててごめんね」と、苦笑いだった。
さらに、SAOの魅力についても話が向いた。足立は「いろいろあります……戦いも好きですけど、アスナとキリトの夫婦感みたいな。いつまで経ってもすごい絆を持っていて、劇場版の最後に“ふほほ”ってなるじゃないですか!星空見ながらの、あのエロティックな感じそういうところが、ちょこちょこ出てくるのが好きですね。イケメンで好きという人がいるなかで一途なところがいい!」と、感想を伝えると、えなこも「ストーリーが好きかなと思います。デスゲーム系のものが好きなんです。最初ソードアートオンラインがハーレム系の異世界者かと予想していたら、全然違っていていい作品でした」と、予想の上を行って満足したそう。ちなみに吉田アナは「個人的にはクラインが好きです」とのことだった。
そんな作品愛にあふれる話があった後に、いよいよARアプリの説明へ。アプリを使用して会場にキャラクターがスマホ上に登場。しかも一回登場させると“お持ち帰り”できるということで、足立は「やべっ!自分ちのソファーにも呼べちゃうんですね!自宅に連れていきたい」と、テンションも高く、「いろんな場所に行って、『キリトとこの前高尾山行ったんだ』とか、『香川にうどん食べに行ったんだ』とか言いたい。1人じゃなければ寂しくない」と、さっそく利用法へ思い巡らせていた。
イベント終盤には小池都知事も登壇。「アニメの登場人物さながらに臨場感を味わって頂きたい」と、今回の企画の趣旨を説明しつつ2020年の東京五輪のことなどを引き合いに、「アニメや漫画のキャラクターやストーリーを通じてこれからも東京都を国内外にしっかりと伝えていきたいと思います。日本をもっともっと大好きになって頂いてその中心東京をもっともっと盛り上げていければと思っています」と、呼びかける。すると、足立はその小池都知事の胸元にキリトとアスナの缶バッチがあったことへ、「震えました!キリトとアスナが都知事のお胸に」と、感動といったようだった。