声優&アイドルの6人組ハイブリットユニット『i☆Ris』の山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、久保田未夢、若井友希、澁谷梓希が23日、東京・福家書店新宿サブナード店で声優・声優アイドル誌『VB(Voice BRODY)』(白夜書房)発売記念イベントを開き、600人のファンが詰めかけた。
『i☆Ris(アイリス)』は2012年にエイベックスと、声優事務所81プロデュースがタッグを組んで開催した『アニソン・ヴォーカルオーディション』の合格者6人で結成されたユニット。声優としてはTVアニメ『プリパラ』にて全員が主要キャラクターを演じたり、昨年11月にはデビュー4周年記念ライブを日本武道館で開き大盛況のうちに終えるなど、勢いのあるグループだ。今回、『VB』では創刊第一号の表紙を飾り55ページにわたる特集が組まれている。
本作の話が来た時のことへ、芹澤は「『VB』さんは可愛いアイドルさんが出ている雑誌で、私も以前に可愛いアイドルの1人として出ていて」と、強気な発言が飛び出しほかのメンバーが笑いながらだったが、「アイドルさんを撮っている方たちは撮り方が違うんです。写真がとにかく可愛らしくて、いままでにない私達の可愛さを放出できているんじゃないかなと思っています」と、こちらのコメントにはメンバー一同うなずきながら。
55ページという大ボリュームだが若井は「果てしなく多いなって!」と、驚いたそうで、茜屋も「ライブのパンフレットよりも多い!」とのこと。芹澤は「フォトブックみたいな感じだなって」というと山北も「パッと見写真集ですよ」と、感想を。
その内容へ、茜屋は「1時間くらいずっと涙しながら読んでいたんです。メンバー1人1人のインタビューもそうですけど、私達の知らないところでスタッフさんや音響監督さんイベントの司会をしてくださる鷲崎健さんも話してくださっていて、そこもじっくり読ませて頂いたんです。私の知らなかったところでこんな会話があったというのも懐かしいなって」と、感慨深げで「5年前を思い出すと今でも泣きそうになっちゃうし、1人1人の悩みだったりが書かれていて何度も何度も読み返して次へつなげたいという気持ちになりました」。
続けて、若井も「いろんなことがフラッシュバックしましたし、いろんなインタビューに答えてきましたけど、みんなが知らなかった裏話も書いているんです。細かく読んでもらえればと思います!」と、アピールした。
同誌では、『i☆Ris』のほかにも小宮有紗や尾崎由香といった声優の特集もされているが、久保田は『i☆Ris』の写真はグループショットが多かったため、今後へ向け「ソロのリレー企画とかを狙っていけたらと思います」と、その場にいた関係者たちをみながらちゃっかりPR。そこからグラビアの話になり、関係者が自信はある?と問いかけると、久保田は「自信はあります!」と、なぜか2回言い、ほかのメンバーから総ツッコミでわちゃわちゃといった状態に!そこを澁谷が「ほかの声優さんを見ていても、普段見られない表情を見られる!」と、コメントし収拾をつけた。
一方、山北へは1言で今回のことをたとえてもらうこととなり、「濡れてます。“濡レリス”です」と一言。解説してもらうと、「5年前は成人しているメンバーが1人しかいなかったんですが、全員オーバートゥエンティーになって、いい意味で大人な『i☆Ris』が見れると思います!」とのことだった。
記者たちからは『VB』内で変身しているメンバーは誰かと質問が飛ぶと、茜屋は「ずっちゃん(澁谷の愛称)がちょっと格好良くなってて久々に短いスカートをはいていて」というと若井も「いつも男の子っぽいずっちゃんに女の子を感じました」と、証言。これに澁谷は「表情を作りやすい感じで撮影してくださったので、なんの違和感もなくめちゃくちゃ女子な澁谷梓希を出せたと思います」と、雰囲気がその裏側にあったようだ。
今後挑戦していきたいことへ、6人とも地上波の番組への出演を挙げ、とくに音楽番組『ミュージックステーション』は意識し、街を歩いて声をかけられるような一般的認知度も高めたいといい、山北は今年も残り半年へ向けて「11月にはデビュー5周年ライブもありますし、私達の本気を見せて、声優としてもアイドルとしても幅広く一般の方々にも知ってもらえるように頑張ります!」と、抱負を口にしていた。
会見後は即完したというチケットを手にした600人のファンたちとお渡し会を楽しんでいた。
『VB』は1500円(税込)で好評発売中!