『機動戦士ガンダム』の生みの親として知られている富野由悠季監督が12日、東京・霞が関の経済産業省内で『ドバイ国際博覧会日本館PRアンバサダー』イベントに登壇した。
2020年10月から2021年4月にかけて行われるドバイ万博。その日本館において、ドバイ万博や日本館のテーマに共感し、U.A.E.と日本の架け橋となり、日本の魅力や文化を発信し、ドバイ万博の盛り上がりを2025年大阪・関西万博につながるように、熱意をもって発信できる人たちを日本館PRアンバサダーとして任命するというもの。今回、『機動戦士ガンダム』からガンダムや、ポケットモンスター、『関ジャニ∞』、嘉門達夫、若月佑美ら7組14人がアンバサダーに就任が発表となったことから、富野監督がゲストとなった。
壇上にはガンダムの立像が据えられるなか、富野監督がフォーマルな装いで登場。富野監督はガンダムの心情を代弁するという形でスピーチをはじめ「このような大任を頂き心からありがたいと思っておりますが、私は心は持ってはおりません。この新しい世紀に向かって、自分自身の姿かたちが次の新しいヒントを生み出すのではないかということを期待しております。このような立場を頂きまして、本当に嬉しく思います……と、申しております。どうもありがとうございました」と、メッセージを寄せていた。