『anan AWARD 2021』授賞式が6日、都内で開催。同賞のなかで声優部門を受賞した声優・櫻井孝宏が会場内のVTRでメッセージを寄せた。
受賞へ櫻井は「嬉しいですが、それよりも驚きの方が大きかったです。『anan』さんには『おそ松さん』という作品を通じて、何度か載せて頂いていますが、そこから考えていくとやはり作品の力が大きかったなと思いますね。作品とキャラクターの出会いがあって、そこからきっかけ・チャンスをもらってこの賞につながったんだと私は思っています。なので、作品代表としてこの賞は頂いているという気持ちです。本当に嬉しいです。ありがとうございます」と、思いを伝える。
同誌の撮影で印象に残っているものを問われると、「初回の撮影ですね。6つ子で6人のキャストでアフレコ風景を交えながらの撮影したことを覚えていて、1番最初は衝撃的だったんです。この仕事をしていて、まさかこの仕事をしていて『anan』さんに載るなんて思っていませんでしたし、そのタイトルが『おそ松さん』というのも、なんの冗談だ!?と思っていたんです。でも、少しわれわれの仕事を切り取るような感じで載せて頂いたこともあってリラックスして楽しくやらせて頂いたことも、すごく思い出になっております」と、懐かしげ。
また、櫻井といえば、今年初エッセイ『47歳、まだまだボウヤ』も出版していることもあり、今後の活動も含めて質問が挙がる。「この本の出版は本当にチャレンジで、毎月、四苦八苦書いています。そこで新しいことをやりたいかと問われると、私の中でそういう欲求がなくて。であれば、いろんな作品に出たいですし、声優としての本分というか、本業の方で新しい役にチャレンジするとか……時代も変わってきているので、その時代にしか生まれないような作品もたっぷりたくさん生まれているので、そういうものにどんどんたくさん出させて頂けたらなと思っております」と、意気込んでいた。
そして視聴者らへのメッセージとして、「本当にこんなに素敵な賞をい頂いて、私でいいのかなと思っていますが、本当に嬉しいです。これを糧にさらに声優として、素敵なお仕事ができるように頑張ります。このタイミングで私を推してくださった方、声優という仕事を知ってくださった方には、広く声優さんのお仕事を応援して頂けたらなと思います。本日は受賞本当にありがとうございました」と、厚い御礼をしていた。
■受賞に際して
○『anan AWARD 2021』声優部門:櫻井孝宏
2015年にスタートし、一大ムーブメントを巻き起こしたアニメ『おそ松さん』。『anan』では2003号(2016年5月11日発売)で、6つ子がアニメ絵として『anan』史上初の表紙を飾って以来、たびたびコラボレーションを重ねてまいりました。その中で、長男「松野おそ松」役の櫻井孝宏さんには、その最初の特集時に、6つ子全員のキャストの座談会でご登場いただいて以来、グラビア、ソロインタビュー、座談会と数多くご出演いただいております。現在も『呪術廻戦』をはじめとするヒット作に次々と出演中。日本のアニメーション文化をさまざまな形で特集している『anan』にも、たびたび登場いただいています。
声優界においてトップクラスの人気と実力を誇る大きな存在である櫻井さんに「anan AWARD 2021」をお贈りします。
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