俳優・吉永小百合(77)が21日、都内で『吉永小百合×五島の椿 スキンケア商品発表会』に登場した。
長崎県の産学官民の力を集結し、五島列島に自生する椿を軸に商品開発から消費までを循環させ、持続可能な産業と雇用を創出し、新たな地域活性を目指す『五島の椿プロジェクト』を展開。吉永はプライベートでも五島列島を訪れており、22年2月より本プロジェクトの『椿サポーター』として活動していることからゲストとなった。
椿井色のワンピースに黒の上着を重ねて登場した吉永。五島列島へは「2012年くらいにTVのプロデューサーたちと一緒に素晴らしい教会を見に行ったんです。そこで、椿は群生しているのを見たんです。桜ばっかりに心を奪われていましたけど、椿が本当に綺麗でビックリして」と、魅了されたといい、「きょうも椿色のワンピースを着てきて、恥ずかしいんですけど」と、その気持ちの弾み具合を感じさせるコメントも。
さらに椿の魅力については「雪が降り積もっても凛としている、その力強さに惹かれました」と、力が入った。
プロジェクトの後援を務めている理由として、本日も会見に出席している松下剛社長の「熱意に影響を受けています」という。それはここ36年間スキンケア商品のプロモーションに参加していなかった吉永の気持ちを動かすほどだったそうで、「化粧品のプロモーションは一切やらないと決めていたんです。妙齢になりますと、化粧品を『これ、いいですよ』とオススメするのは、自分の中ではどうかなと思っていたものですから。でも、今回、若い人たちが働く場所が増えるといいなと思ったので、今回プロジェクトを考えられた方々をなんとか応援したいという思いから引き受けました」と、理由を明かしていた。
製品の使い心地へ、吉永は「まじりっけのない、自然のもので、肌にスーッと染み込んでいく感じです。石けんの泡立ちの良さは他に類例を見ないと思っています」と、言わしめるほどだった。
そこから吉永自身の美容の話題となり、肌を保つためにしていることへ、「なるべくシンプルに余分なものをはつけない。しっかり洗顔して、しっかり保湿することですね。それと同時に、運動をしたり体を活性化させるとお肌も元気になるかなと感じています」と、コツを話していた。
会見中には五島列島からの中継で、椿の収穫をされている方たちとやりとりし、「寒くないですか?」「大変じゃないですか?」と、声をかけたり手を振って激励していた。
そして、「ぬくもりのある化粧品です。私も毎日使って少しでも元気な肌を保っていければと思っています」と、メッセージを寄せていた。