タレント・出川哲朗(54)が23日、東京・渋谷109前のイベントスペースで花王エッセンシャル『ヘアケア ラクちん化運動 応援演説会』に登場した。
ヘアケアブランド『エッセンシャル』が8月から4つのタイプの製品を刷新し、忙しくてもキレイでいたい女性を応援する『ヘアケア ラクちん化運動』を展開。出川はこの応援団長に就任しており、応援演説をするというもの。
会場には軽トラックが置かれ、その荷台を演題に、カンペに自身のアレンジを加えながら道行く人らへ演説をスタートした出川。途中「アー ユー リッスン トゥ ミー?海外の方も聞いてますから」と、グローバル展開(?)も視野に入れたものや「手ぐし」というところを「手グセ」と言ってしまうご愛嬌もありつつ演説を終えた。
そんな出川だったが今回の起用へ、「正直申し訳ない気持ちでいっぱいですね」と、切り出す。「CMもお菓子とか僕に近いCMをやらせてもらっていたんです。でも、エッセンシャルさんは、僕と間逆なんで、もう僕が1番やっちゃいけないCMなんじゃないかなと思って。仲間たちみんなから、『エッセンシャルは断りなさい』といわれたんです。だから申し訳ない気持ちでいっぱいです。奥さんも同じ反応でした」と、真意を。
かつては『抱かれたくない男』と一部でいわれていた出川だけに、「10年、20年前だと考えられなかったので、よくぞ私にオファーしてくれたなと思いますね。不思議です。この会議にいたかったぐらいです。だって、女性用の化粧品なんて僕を1番攻撃していた人の商品ですから」と、心境も吐露。
今回のように最近女性からの支持は高まっているのを実感することがあるのかという質問も飛んだが、「手応えはないですけど確実に変わったなって実感はあります」と、風向きが変わってきているそう。なぜ、これほど女性人気を獲得できたかへ、「分かんないですけど、一生懸命ブレずにやりたいことをやり続けたのが良かったんじゃないかと思います。でも、やっぱり分かりません」と、分析しきれないという。
今後やってみたいCMとしては、「僕は『抱かれたくない男』と言われていたときに、ゴキブリを捕まえるハウス的なCMにゴキブリ役で出て『ヤバイヨヤバイヨ~』とやりたかったんです。やりたいと言っても一向にオファーがなかったので、やってみたいですね」と、女性化粧品のオファーがあっても体当たりしていく芸風は変わらないようだった。
「なぜ出川哲朗と思っているかもしれませんけど、エッセンシャルさん僕なんかを使っていただいてありがとうございました。運動の応援頑張っていきたいと思います」と、全力を誓い意気込んでいた。