モデルで女優・田中みな実(34)が18日、都内で『VOCE BEST COSMETICS AWARDS 2020』内で“最も美しい人”に選出されたことから登壇した。
『VOCE BEST COSMETICS AWARDS』とは、ヘアメイクアップアーティスト、美容ジャーナリスト、医師、VOCE編集部からなる61人のビューティスト審査員が、2020年に発売したすべてのコスメに“ヤラセなしのガチンコ採点”を実施。その年もっとも優秀なコスメを選出するものとなる。“最も美しい人”は、年間を通して世間に対して大きなあこがれを与えた人に贈られるものとなる。
この日、田中は、胸元を開いた華やかドレスとともに「いつもはお衣装先行でメイクをするのですが、きょうはメイクを先行して、ローズで透明感を出して、より引き出してくれるようなローズメイクを意識しました」といった装いで登場。
そしてトロフィーを渡され、「“美しい人”に選出されましたと聞いて、そのときは実感がなかったんですけど、いまトロフィーを受け取って実感しました。名誉な賞をありがとうございます。美容が大好きでコスメが大好きで、大変光栄なことかなと思っています」と、笑みを浮かべた。
今回の受賞理由へ同誌の遠藤友子編集長から、「今年、美容界を1番盛り上げてくれた方で撮影で会うたびに、少しずつ綺麗が進化していって、内面のしなやかさも感じました。編集部満場一致で決定しました」と、説明した。
これに対して田中は「私が発信している美容というのは、1つもなくて、美の賢者たちの発信しているものを受けて、私が噛み砕いて違う形でお伝えしてるだけなので、ビューティー誌が大好きで、恐縮しているんです。けど、嬉しいです」と、心境も。
さらに、露出が多くなるに従って「『また田中みな実!』と、飽きられている部分があるんじゃないかなと遠藤さんとも話をさせて頂いて」と、考えることがあったそう。そこで、「コロナ禍で触れるということがどれだけ尊いことなのか認識して頂きたいいただきたいと思って男性の手を入れてみようと話して、私の思いつきをかなえようとしてくださって、楽しくお仕事をしていてビューティー誌のお仕事はご褒美だと思って行っています」と、同誌への思いを語っていた。
授賞式後半にはチャットを利用し、オンライン参加者からの質問に答えるコーナーが。スキンケアのルーティーンはと問われ、「決まったことをしてなくて。きょうはどんなものを食べようかなとか、こんなものを食べたら元気になるかなとか。あとは、肌状態に合わせてスキンケアをしています」と、秘訣を語ったり、2021年の自身の美容の目標へ、「透明感マシマシでいきたいと思います。UVケアとか、日々のちょっとしたことを気をつけて綺麗でいることを諦めず、頭の先から爪先まで綺麗でいたいと思います。どん欲に」と、目標を掲げていた。
終了後には会見が開かれ、来年チャレンジしたい事はないかと問われると、「お芝居のお仕事も需要があれば増えたらいいなと思っていますし、お仕事の積み重ねが大事だと思っていますので、1つ1つ地道に取り組んでいきたいと思います」という田中。将来海外進出の予定は?という質問も飛んだが、「まずは日本で、しっかり経験を積みたいと思います。ただ、将来的にお仕事関係なく海外に住むことはあるかもと思っています。海外で育ったので、海外にひょっとしたらご縁があるかもと思っています」と、否定はしなかった。