鈴木京香 美術部員の思い出や「アートには感謝」!AWT会見登場

鈴木京香 美術部員の思い出や「アートには感謝」!AWT会見登場3

 俳優・鈴木京香が27日、都内で『アートウィーク東京』記者発表会に登場した。

 国際劇なアートイベント『アートウィーク東京』(略称:AWT)が11月3日から同6日までの4日間開催。期間中は現代アートを牽引する美術館やギャラリーなど都内各地に広がる50以上のアートスペースを結びつけ、6つのルートを巡回する『AWT BUS』の運行や、公式アプリ『AWT PASS』の配信、オンライントークなどが展開される。鈴木は本イベントアンバサダーに就任したことから出席となった。

 シックな黒のワンピースで登場した鈴木。アンバサダーの話が来たときのことへ、「参加されているギャラリーに足繁く通っていたので、何かお力になれるならと思って喜んでお受けさせて頂きました」という気持ちから引き受けたそうで「興味を持っているアートラバーの方々に、少しでも広めるお手伝いができればと思っています」と、意気込みを。

 自身も美術にかかわったことがあるそうで、「高校時代美術部で、美術館が大好きで学芸員になれたいいなと憧れて考えていたことがあったんです。でも、デッサン力がなくて、美術部の先生に、『相当勉強しろ!』『予備校に行け!』と言われて(苦笑)そのころモデルの仕事をはじめていたので行くこともできなくて」と、思い出を披露。

 続けて、「ギャラリーで過ごすのが本当に好きでした。その楽しみが、若い世代に広がったらと思っていますし、ギャラリーは敷居が高いかもしれませんが、物怖じせずに新しい場所に踏み込んで貰える機会になったらいいなと思います」と、自身の経験を通しての気持ちを伝えることに。

 そのアート体験をしたことにより、「ますますアートが好きになったというのが今の実感です。考えたり、いろんなことのヒントになってきたような気がします。表現することの1つになっていたなって。アートには感謝しています」と、仕事にもつながっているという。

 アートの知識の鈴木自身の深め方へ、「好きなアーティストの方は自然と知ることが多くて、知る楽しさを感じています。1つのアーティストの方を知りたくて、ギャラリーにお邪魔すると、次のプログラムのフライヤーが置いてあって、そこから次へ行ってということを繰り返していて。そうしているうちに、周りのみなさんから『アート詳しいですね』と言ってもらえるようになったんです。勉強したわけではなくて、楽しくやっているうちに、アートの世界に浸りたくなってきたという感じです」と、アートがアートを呼んでいるそうだ。

 イベントの話題となり、AからFまでの6つのルートを巡回する『AWT BUS』で気になるルートについて質問も。「Cルートがいいかな、まず行こうかなって思いました。両国や清澄白河があって、私なかなか行かないエリアなので。乗り換えが何分かも書いているので地方から出てきた方や、日本に来た外国人の方にも喜んでもらえるのではないかと思っています」と、アピールしていた。

 ほかにも、鈴木にとってアートとは?というふわっとした質問も飛んだが、「アートは私のとって最高の趣味ですね。ちょっとありきたりかな」と、はにかむように笑いつつ、「ぼんやりできる時間、どちらかというと、リラックスより刺激を受けるということの方が多いかもしれません」とも語っていた。

 そして、「こんなに素晴らしい機会はなかなかないなと思います。11月3日からの4日間は文化的にも素晴らしいイベントがいっぱいあると思いますが、秋を感じながら芸術をめぐって、何か素晴らしい出会いが1人でも多くの方に訪れますようにと思っています」と、メッセージを寄せていた。

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